ハツユキソウの花 (横浜市旭区今宿町) 2023/09/16
北アメリカ原産のハツユキソウはトウダイグサ科で、樹液にはウルシオールと類似の成分が含まれ、アレルギー性接触皮膚炎を引き起こすことがある。アレルギーが出るかどうかは人様々で、特定物質に対する抵抗力や免疫力がないことが原因とされる。つまり、段々と身体に耐性を付けていくことも可能ではある。例えば、漆職人の間ではウルシオールに対して耐性が生じてくることが伝統的に知られている。また、花粉に身体を慣れさせていけば花粉症が完治することがあり、実際そうした漸進的な逆療法もある。自分も花粉症が1年で治った経験があり、植物写真を始めた頃は何度か腕に痒みが生じる経験はしたが、今年はまだない。身体が慣れてきたということだろうか。