Yellow Roof 's Museum
2022/10/26
蓮池のアオサギ (大田区平和の森公園)
アオサギがひと所を動かないことは今年初めの通勤電車の中から見て知っていた。横浜に到着という車内放送が入ると文庫本を鞄に仕舞って窓外を眺める。するとアオサギが目に入る。駅舎に電車が滑り込む寸前、3箇所だけ架線の支柱が立つ橋脚が突き出ていて、いつも一番手前の橋脚に大きなアオサギが同じ姿勢でうずくまっていた。ちょうどこの写真のように前かがみで羽根を膨らませた姿勢である。毎日いるとは限らない。1週間ほど見なかったと思うと、再び毎日のように居座った。2月前後のことで、1ヶ月以上はそんなことが続いた。夕方は暗くて見えないから朝だけいるものと思っていたが、1日中そこでずっと帷子川の魚を狙い続けていたのかもしれない。
蓮池のアオサギとカルガモ (大田区平和の森公園)
羽毛の色も形態もかなり変わるので雌雄も区別しやすいかと思ったのだが、アオサギは専門家でも外見からの区別は困難らしい。
蓮池のアオサギ (大田区平和の森公園)
いくぶん前かがみに首を縮めているアオサギは、猛禽類とまではいかないが肉食の鳥に共通する迫力を持っている。
クスノキの黒い実と葉芽 (平和島第2歩道橋)
クスノキの葉の中にいきなり黒い実が1つ目に付いた。全体的に段々と黒くなっていくのかと思っていたのだが、そうではなく個々別々に黒ずんでいくようだ。
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