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コダカラベンケイ *栽 ユキノシタ目ベンケイソウ科 Kalanchoe daigremontiana


コダカラベンケイ (横浜市旭区今宿西町) 2024/01/06
ここではコダカラベンケイとしておくが、ベンケイソウ科カランコエ属(旧ブリオフィルム属)の植物については、新旧の文献からの記述や園芸業界の慣例などによりネット上には学名の混乱が見られる。


コダカラベンケイ (横浜市旭区今宿西町) 2024/01/06
現在は旧属名のBryophyllumが廃止され、Kalanchoeに統合されており、写真の植物は K. delagoensis か K. daigremontiana の可能性もあるが、両者の自然交雑種 Kalanchoe × houghtonii の可能性が高い。


コダカラベンケイとウチワサボテン (横浜市旭区今宿西町) 2025/03/01
ウチワサボテンには蕾がついており、コダカラベンケイにも葉の根元や頭頂に花芽がついたものもある。が、しかし、この冬の寒さで霜に当たって枯れたようなコダカラベンケイもある。


コダカラベンケイの不定芽 (横浜市旭区今宿西町) 2025/03/01
コダカラベンケイ(子宝弁慶)は常緑多年草の多肉植物である。葉縁先端に並ぶのは不定芽で、地上に落ちると霜のない環境で発芽して根を張る。水や養分不足でも数ヶ月は耐性を持つ。原産地マダガスカルの乾燥した環境に適応しており、その名が示す通りの繁殖力で、人為的な伝播による帰化で原産地の記述が混乱した時代もあった。日本では江戸時代に薬用植物として導入され、九州や沖縄では野生化しているという。


コダカラベンケイの花 (横浜市旭区東希望ヶ丘) 2025/05/25
小さな堀と建物との30~40センチ幅の隙間にコダカラベンケイが花を咲かせていた。10株以上あり、壁際には小さな株も育っているが、基礎の継ぎ目と吹き溜まった土の上に生えている。


コダカラベンケイの花 (横浜市旭区東希望ヶ丘) 2025/05/25
コダカラベンケイ科の中でもこれは沖縄で見られるセイロンベンケイ属のキンチョウ(Kalanchoe delagoensis)である。少なくとも2023年10月のストリートビューには写っている。


コダカラベンケイの花 (横浜市旭区東希望ヶ丘) 2025/05/25
キンチョウはマダガスカル原産の多年草で、元は植えられたものだろうが、点々と増えているようである。


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