Yellow Roof 's Museum
チユウキンレン (チヨウキンレン) *栽 ショウガ目バショウ科 Ensete lasiocarpum
チユウキンレンの花 (横浜市瀬谷区阿久和東) 2024/05/05
2月に褐色に変色したチユウキンレン(地湧金蓮)を撮ったが、春から秋にかけて次々と咲き、長期間咲いているらしい。チユウキンレンは中国南部からインドシナ半島の産地に自生しており、英名は chinese yellow banana で、ショウガ目バショウ科ムセラ属なのでバショウ属のバナナと近縁である。
チユウキンレンの花 (横浜市瀬谷区阿久和東) 2024/05/05
チユウキンレンの大きな花に見えるものは葉が変化した苞(ほう)で、直径30センチほどある。苞の付け根に筒状に複数付いているものが花である。
チユウキンレンの花 (横浜市瀬谷区阿久和東) 2024/05/05
チユウキンレンは2000年の淡路花博の際に初めて日本で公開され、目玉の一つであったそうだ。ここでは一本一本を離して植えているが、バショウのように複数の株がひとところから何本も生えて巨魁になることもあるようだ。
チユウキンレンの花 (横浜市瀬谷区阿久和東) 2024/05/05
チユウキンレンは苗から育てると花を開くまで何年もかかることもあり、一度咲いたからといって毎年花を咲かせるとは限らないらしい。
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