Yellow Roof 's Museum
イヌサフラン (コルチカム) *栽 ユリ目イヌサフラン科 Colchicum autumnale
イヌサフランの花 (横浜市旭区今川町) 2024/10/27
ここ10年((平成26年~令和5年)の有毒植物による食中毒と確認された831名のうち死者は17名である。ジャガイモが324名でトップだが、死者は出ていない。イヌサフランは28名の食中毒者のうち死者13名を出している。ギボウシの葉、ギョウジャニンニクの葉、ジャガイモの球根、タマネギの球根と間違いやすいらしい。
イヌサフランの花 (横浜市旭区今川町) 2024/10/27
イヌサフランの種子や根茎にはコルヒチンが含まれており、これは通風の痛みに特異的に作用する。熊本大学薬学部薬用植物園のデータベースには、「18世紀以降、フランスでイヌサフランの球茎をワインに漬けた薬用酒が痛風の特効薬として売りに出されたが、毒性もあり民間での利用は控えることが望ましい」とある。
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