Yellow Roof 's Museum
2022/07/22
ひょうたん池のハス (大田区平和の森公園)
思っていたより蓮池は小さかったが、ハスの花は両手に余るほど大きい。色鮮やかで、手を伸ばせば触れることもできる。ハスの葉も傘にできそうなほど大きい。クマバチが花の間を飛び回り、シオカラトンボが飛び交い、クマゼミの声が響き渡り、車の音などほとんど聞こえてこない。
オオシロカラカサタケ (大田区平和島公園)
翌朝はキノコの丸かった傘が平らに開いていた。変化が速い。
オオシロカラカサタケ (大田区平和島公園)
夕方には胞子ができたのかヒダの中が黒っぽくなっていた。これだけ近くで見て写真にとって調べてもカラカサタケに似ているとしか言えない。このキノコは以前と同じように数日後にはボロボロに崩れて消えた。Googleレンズで出てくるのは毒キノコの一覧のようなものだ。食べるつもりで植物を調べる人の割合がどれほどあるか知らないが、自分の経験では山菜が食卓に出てきたのは半世紀ほど前で、山菜採りの実践知識を身に着けた大人が周囲に存在していた。今は知識はネット上に充満しているが、自分で判断できる人は年々減ってきている。
クスノキ並木のムクドリ (大田区平和島公園)
キノコの近くにはいつもどおりムクドリやハトが地面を啄いて回っている。
Yellow Roof 's Museum