Yellow Roof 's Museum
2022/07/21
ハシブトガラス (大田区平和の森公園)
写真のハシブトガラスはたまたま規格サイズの縁石に載っているので、嘴の先から尾の先まで全長60センチ近いことも分かる。大田区ではハシブトガラスが多いがハシボソがいないわけでもない。昨年は東京都で5千羽以上のカラスが捕獲されている。(
カラス対策 生息数等の推移(取組状況)東京都環境局)カラスは言葉も文字も知らないが、生きるために食べ物の目星ぐらいは付けられる。試行錯誤によって学習もできれば臨機応変な選択もできる。街中にカラスが進出してきたのは、ゴミ袋が透明になってエサを探しやすくなったからだろう。人がゴミ袋の中を確認できるのならカラスにもできるのだ。
公園入口に降り立ったハシブトガラス (大田区平和の森公園)
形式知だけでは車の運転はできないので自動車の免許では実技試験が必要になる。とは言え、経験を重ねても判らないことはある。実際自分はハシボソガラスとハシブトガラスをパッと見で区別することができない。すぐそばで横向きになれば「へ」の字型の嘴でハシブトとか、ジャンプしながら移動すればハシブトぐらいなものだ。現実を逐一確かめるよりカラスの一言で片付ける方が簡単だ。そうしても誰も困らないし、カラスも困らない。
アカメガシワの雄花 (大田区平和島公園)
アカメガシワの実は黒いらしいが、見損ねたというよりは見過ごした。そもそも雌花らしきものを見ていない。平日はほとんど通っているところにも関わらず変化に気付かない。いつの間にやら花も実もなくなって、そのうちには花がどんなだったかろくに思い出せなくなっていく。記憶力の問題はあるだろうが、いつもの風景と処理して見過ごす影響の方が遥かに大きい。
クスノキの根本に生えるオオシロカラカサタケ (大田区平和島公園)
今年も雨が続いてから1本だけ白いキノコを見つけた。同じような時期に同じような悪天候が続いた日に、昨年と同じクスノキの根方に生えていた。今年は低い手すりを跨いで何枚か接写してみた。もしかすると毎年同じように生えていたのかもしれない。
平和の森公園の配管 (大田区平和の森公園)
「ねずみもち」は斜面に生えており、根元の下には電設引込用ポール周りに計測器や変圧器らしきものがあるが、これはケーブルの方向から見て都大橋用の電気設備だろう。大きなグレーチング蓋が付いた排水溝もあり、そこに雨水管の3本が繋がっている。短い橋脚と公園の石垣の始めが直結しているが、そこからが都大橋であり、公園と都大橋の間にある関係者以外立入禁止の通路の終点でもある。
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