Yellow Roof 's Museum
2022/09/13
トウネズミモチの剪定跡 (大田区平和島公園)
公園の樹木は頻繁に剪定される。樹形を整えたり高さを揃えたり、低い枝を除くための剪定が多いが、中には切株を残した伐採の跡や抜根の跡もある。
トウネズミモチの剪定跡 (大田区平和島公園)
トウネズミモチは生命力が強く成長も早い。強剪定しようが伐採しようが、抜根しない限りは若枝を生やす。野生化したものはあちこちにあり、ヒヨドリやムクドリが都市部で増加した一因としてトウネズミモチが挙げられるほどたくさんの実を付ける。
トウネズミモチの剪定跡 (大田区平和島公園)
歩道沿いのネズミモチはほぼ花を咲かせない。日照条件の違いかと思っていたが、花が咲くように剪定したり花が咲かないように剪定したりもできるようだ。
トウネズミモチの伐採跡 (大田区平和島公園)
樹木は植え過ぎれば日照条件が悪くなり成長が阻害され、病虫害が起きやすくなり、枯死に繋がる可能性も出てくるので手間がかかる。花や実で虫や鳥が集まりすぎても都市部では問題になる。なるべく常緑で花も実も付けない方が清掃の手間が減り、排水設備の故障も減る。もちろん植物が少ないほど虫害や鳥害も減り、維持管理費も減る。
モミジバフウの樹皮とクスノキ (大田区平和島公園)
樹皮では葉ほどは区別できない。一瞥してクスノキだモミジバフウだと決めつけるのは簡単だが、見上げるとまるで違う葉が付いていることがある。図鑑に掲載される写真が標準的な樹皮に過ぎないことは実践を重ねて判っていくことである。
アカメガシワ (大田区平和島公園)
アカメガシワは雑草のようにあちこち生えている。
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