Yellow Roof 's Museum
モミジバフウ (アメリカフウ) *栽 ユキノシタ目フウ科 Liquidambar styraciflua
モミジバフウとクスノキ (大田区平和島公園) 2022/07/25
まったく科が違うクスノキとモミジバフウの樹皮は似ており、樹皮の特徴の違いを見極めるより葉を見上げてしまう。
モミジバフウの樹皮とクスノキ (大田区平和島公園) 2022/09/13
樹皮では葉ほどは区別できない。一瞥してクスノキだモミジバフウだと決めつけるのは簡単だが、見上げるとまるで違う葉が付いていることがある。図鑑に掲載される写真が標準的な樹皮に過ぎないことは実践を重ねて判っていくことである。
モミジバフウとクスノキの樹皮 (大田区平和島公園) 2022/10/31
クスノキ林の間隙には様々な樹木が植えられており、主なものを挙げれば、ヤマモモ、マテバシイ、トウネズミモチ、ネズミモチ、ハコネウツギ、クヌギ、アオキ、アベリア、トウカエデ、アキニレ、モミジバフウ、イロハモミジ、ハルニレ、シャリンバイとなる。
クスノキ(左)とモミジバフウの樹皮 (大田区平和島公園) 2022/11/01
このところ典型的な樹皮であればクスノキと見当が付くようになってきてはいるが、当たるのは8割ぐらいのものだ。つまりは典型的なクスノキの樹皮しか判らない。この写真では右がクスノキに見えるが、実際にはモミジバフウである。
モミジバフウの紅葉 (大田区平和島公園) 2022/11/16
気温が低くなると光合成の効率が悪くなる。そうすると葉緑素が分解されて元々ある黄色いカロテノイドの方が目立つようになり、分解過程では赤いアントシアニンが生成される。秋の紅葉に定説はないようだが、葉の色彩は気温と陽光のバランスで変化する。日本の生物季節観測の情報や指針は気象庁の
【生物季節観測の情報】に詳細がある。
モミジバフウの実とドバト (大田区平和の森公園) 2023/01/25
地面に落ちたモミジバフウの実にはハトが群れていた。ハトは雑食である。実の中の種も食べるだろうが、付着しているカイガラムシなども食べているのかもしれない。
モミジバフウの実とドバト (大田区平和の森公園) 2023/01/25
ドバトは野生下での平均寿命は6年、飼育下では10年と言われている。ドバトのツガイは一生変わらず、年に5~6回産卵することもあり、雛は産卵から1ヶ月ほどで成鳥になる。
モミジバフウとクスノキの実 (大田区平和島公園) 2023/01/31
地面に転がるモミジバフウとクスノキの実は何ヶ月にも亘って見ることが出来る。多くのクスノキが結実していても、実が付くところは高い位置だけだったり、日当たりの良い側面だけだったりして人の視線からは目に入らない。
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