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Yellow Roof 's Museum
アカメガシワ (ゴサイバ) キントラノオ目トウダイグサ科 Mallotus japonicus
アカメガシワ (大田区平和島公園) 2022/05/24
江戸時代の初めまではアカメガシワやホオノキのことをカシワと呼んで、柏餅やおにぎりなどの弁当を包む葉やお供え物を置く葉として用いていたそうである。西日本ではサルトリイバラをカシワと呼び、同じように用いていたようだ。
アカメガシワの雄花 (大田区平和島公園) 2022/07/21
アカメガシワの果実は黒いらしいが、見損ねたというよりは見過ごした。そもそも雌花らしきものを見ていない。平日はほとんど通っているところにも関わらず変化に気付かない。いつの間にやら花も実もなくなって、そのうちには花がどんなだったかろくに思い出せなくなっていく。記憶力の問題はあるだろうが、いつもの風景と処理して見過ごす影響の方が遥かに大きい。
アカメガシワとアリ (大田区平和の森公園) 2022/08/29
アカメガシワの葉の付け根の2箇所の赤い点は蜜腺である。目には見えないが、葉脈の先からも少量の蜜が出る。アリは来訪ついでにアカメガシワに付く害虫などを巣に持ち帰る。
アカメガシワ (大田区平和島公園) 2022/09/13
アカメガシワは雑草のようにあちこち生えている。
歩道上のセイタカアワダチソウとアカメガシワの茂み (横浜市旭区中尾町) 2022/10/22
県立公文書館へと続く歩道には雑草がびっしり生えていた。このセイタカアワダチソウは3メートル近い。本国北アメリカではゴールデンロッドなどと呼ばれ、1メートル程度にしか育たない。セイタカアワダチソウの根からは周囲の植物の成長を抑制する化学物質が放出されており(アレロパシー)、これが抵抗力のある植物が少ない日本で大繁殖した要因とされている。
アカメガシワの名札 (横浜市旭区柏町市民の森) 2023/01/08
アカメガシワの名札があるのはこの公園ぐらいのものだ。
アカメガシワの雌花 (大田区平和島公園) 2023/05/24
昨年は見なかった雌花を見つけた。雄花と雌花があることも知らなかったので、大して見てもいなかったのだろう。見ているようで見ておらず、知っているようで知らない。自分がそうなのだから他人のことなど責められたものではない。
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