JavaScript searchbox
Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
【日付別索引】 【テーマ別索引】

***< [566] 2024/04/25◆[564] 2024/04/23 >***

2024/04/24


タチバナモドキの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
さいわいふるさと公園のタチバナモドキはあまり剪定されている様子はなく自然樹形に近い。おそらくビオトープ内にあるからだろう。


カザンデマリの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
カザンデマリは藤棚とベンチのある小広場の脇にあり、横枝を剪定して縦長のコンパクトな形になっている。


カザンデマリの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
カザンデマリのほうがタチバナモドキと比べると葉先が丸い。


タチバナモドキカザンデマリの葉 (川崎市幸区)
上がタチバナモドキの葉で、下がカザンデマリの葉である。かなり大きさに違いがあるが、これはたまたまで、平均的にはカザンデマリの葉の方が大きくなる。この公園のタチバナモドキには鋸歯があるが、植物図鑑や植物サイトによってはタチバナモドキの葉には鋸歯がないとだけ書かれていることもある。


タチバナモドキカザンデマリの葉 (川崎市幸区)
下のカザンデマリは鋸歯が明確で先が尖っている。タチバナモドキの方は鋸歯が不明瞭で比較的先が丸くなっている。これで識別がつくのかもしれない。


タチバナモドキの葉 (横浜市旭区中希望ヶ丘)
どんな植物でもそうだが、タチバナモドキの葉も同じ個体でも部位によって大きさが異なり、個体によって形状の違いもある。この個体には新葉の数ミリから8センチに達するものまである。葉の形状も典型的な細長いタチバナモドキではなく幅広の先太りのトキワサンザシに近いものもある。しかし、その果実は最終的にオレンジ色に留まるタチバナモドキである。


タチバナモドキの葉(小) (横浜市旭区中希望ヶ丘)
これはタチバナモドキの最も小さな若い葉で、拡大すれば長い毛があることが確認できる。ネット上には拡大しなくとも判るほど毛が目立つ写真もあるが、若い木の若い葉ほど毛が目立ち、成長とともに脱落するという情報もある。


タチバナモドキの葉(中) (横浜市旭区中希望ヶ丘)
中程度に成長した葉では目立つ毛はあまりなくなっている。葉の成長にしたがって毛が脱落していくようである。


タチバナモドキの葉(大) (横浜市旭区中希望ヶ丘)
最も大きな葉でも毛が残ってはいるが、拡大しないと確認は難しい。ただ、小さな白い点々もごく短い毛ではあるだろう。いずれにしても、かなり接近しないと毛は見えない。遠目からは鋸歯も定かには見えず葉の形も識別できず、オレンジ色が赤くなるかどうかも時期を待たねばならず、ピラカンサのような属名に留めざるを得ない場合が多い。


***< [566] 2024/04/25◆[564] 2024/04/23 >***

Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
【日付別索引】 【テーマ別索引】