Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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2025/01/19


コガモ (横浜市旭区帷子川)
少々前までコガモは同じ場所に留まっていたが、この日は1キロ圏内に2~3羽ずつで別行動していた。コガモは幼鳥期は潜水するが、成長すると潜水しなくなる。これを水面採餌ガモと言って、ほとんどのカモは水面に浮かんだまま嘴の届く範囲で餌を捕ったり、地上で餌探しをする。反対に、潜水採餌ガモというのもいて、キンクロハジロやクロガモなどは主に潜水して餌撮りをし、ほとんど地上を歩かない。


ムクドリヒヨドリ (横浜市旭区帷子川)
30~40羽ほどのムクドリの群れにカメラを向けると、ヒヨドリがだいぶ入り混じっていた。


ムクドリヒヨドリ (横浜市旭区帷子川)
ムクドリは群れで行動し、ヒヨドリは単独行動が基本と言われてはいるが、ヒヨドリが群れないということではない。特に冬季は何羽かまとまって目に入ることがある。この群れはムクドリが7割、ヒヨドリが3割ほどである。


ヒヨドリの水飲み (横浜市旭区帷子川)
ヒヨドリは1羽が水飲みを始めると、次々に集まって近づいて並んで同じように水を飲む。こうした行動はよくあることのようである。ヒヨドリの水飲みにムクドリは参加してこない。水際では他生物に襲われる可能性が大きく、同種の同じ危機感覚圏内に入る方がより安全が確保できるのだろう。


潜水するカルガモ (横浜市旭区帷子川旧川)
カルガモは水面採餌ガモであり、これほど潜水するのは初めて見た。成鳥になると浮力が大きくて潜れないという情報もあったが、奥で映っていない他の2羽も同じ行動をしていた。思うに、潜水できなくなるわけではなく、水上から嘴が届く範囲の餌で用が足りて潜水しないだけだろう。しかし、冬になれば地上や水面だけでは動物性蛋白質が不足する。潜水して水底に息を潜める小魚や水生昆虫などにありついた記憶があれば、成鳥になって試みても不思議はない。


カワセミのオス (横浜市旭区帷子川)
クワの枝に留まるオスのカワセミ。この日は1時間半歩いて24枚の写真と4本の動画を撮った。撮影に要したのは計5分程度で、見つけるのも撮るのもだいぶ速くなった。子供の頃からこれが出来ていたらどんなに世界が変わったことだろう。


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