Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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2025/01/18


鶴峰橋の量水標 (横浜市旭区帷子川)
鶴ヶ峰稲荷神社の正面は帷子川にかかる鶴峰橋である。その橋から川下を見下ろすと左岸に量水標がある。


鶴峰橋の監視カメラ (横浜市旭区帷子川)
量水標があれば近くには水位計か監視カメラが設置されているはずである。確かに向かい岸には監視カメラがあって川面にレンズが向いている。ただ、このカメラの情報はWEB上に見つからない。


鶴峰橋の監視カメラ (横浜市旭区帷子川)
ハクモクレンの枝に埋もれて見える角度がある。ごく近くまで大きなエノキも枝を伸ばしており、冬季以外は視界が狭くなりそうではある。


今川橋の水位計 (横浜市旭区帷子川)
畠山重忠公碑に近い今川橋の上にも水位計があった。工事の様子を見るため普段は通らない橋を渡って気が付いた。WEB上の防災システムで可視化されている水位計は、旭区内ではここと御殿橋の2箇所のようである。ただここは水位計だけで、映像は150メートル下流の畠山重忠公碑の敷地にあるWEBカメラのものである。


エノキハシボソガラスの巣 (横浜市旭区帷子川)
周囲から際立って高い一本エノキの樹冠に鳥の巣らしきがあると気付いたのは落葉を終えたこの冬の初めのことで、時折見上げていた。


エノキハシボソガラスの巣 (横浜市旭区帷子川)
材料はほぼ木の枝に見える。カラスの巣かと思って調べてみると、ハシボソガラスは見晴らしの効く場所に巣を作る習性があり、高圧鉄塔の上に巣を作ったりもするらしい。ハシブトの方はせいぜい電信柱ぐらいで、さほど見通しが効かない林や森の中などに巣を作る傾向がある。


エノキハシボソガラスの巣 (横浜市旭区帷子川)
ハシボソガラスの巣と確認できたわけではないので、サギ類かワシタカ類の巣の可能性もある。


ヤバネヒイラギモチの実 (帷子川遊歩道)
ヤバネヒイラギモチの実が赤く熟すと、チャイニーズホーリーの名で流通していることも納得できる。


ヤバネヒイラギモチの実 (帷子川遊歩道)
クリスマスホーリーはセイヨウヒイラギ、チャイニーズホーリーはヤバネヒイラギモチの別名であり、もちろん別種で葉の形や付き方も異なるが、ショッピングサイトではどちらもクリスマスホーリーの名で売られていたりする。


ヤバネヒイラギモチの実 (帷子川遊歩道)
ヤバネヒイラギモチにはサポニンが多く含まれる。サポニンは茶葉にも含まれる極めて渋い成分で、よほど食糧不足でない限りこの実は鳥も食わない。なお、サポニンとシャボンは語源が同じで、水と混ぜると泡立つ起泡性を持つ天然の界面活性剤である。


コガモのメス (横浜市旭区帷子川)
派手なものほど目に付いて、撮るものにも偏りが出る。しかし、見た目の違いは雌雄の別といった重要な意味があったりもする。自分自身の価値観や興味方向から離れないと認識はいつまで経っても浅いまま変わらない。


帷子川コゲラ (帷子川遊歩道)
コゲラを見かけたのは2度目なので、ろくに映っていないものの記録として挙げる。やがては目が慣れてよく見かける野鳥になるだろう。横浜市環境科学研究所の【よこはまのいきものハンドブック】(令和5年3月発行)によれば、「例えばキジバトが都市に進出してきたのは1960年代後半、ヒヨドリは1970年代、コゲラは1980年代、イソヒヨドリは2000年代です。冬にしか見られなかったハクセキレイが神奈川県に定着、繁殖するようになったのは1970年代」とある。


アオジ (横浜市旭区帷子川)
最初はスズメにしては少し大きく緑がかっている程度の印象で、5~6羽が遊歩道に舞い降りて地面を啄いて回っていた。しかし、デジカメで拡大してみると模様も色も明らかに違う。アオジは特に珍しい鳥ではない。これまでスズメと思って見逃していたのだろう。


アオジ (横浜市旭区帷子川)
アオジは近づいてもスズメほどすぐに逃げようとしない。しかし、近づけるのはせいぜい2~3メートルほどである。ただ何羽かいてもスズメのように一斉に逃げたりせず、それぞれ単独行動しているように見える。


アオジ (横浜市旭区帷子川)
これはメスのようで、頭部が黒っぽく全体に配色が明るいのがオスである。アオジはやや寒冷な本州中部以北の低木林や河川敷の藪で繁殖行動するが、冬の間は温暖なところに移動して市街地で見られるようになるとのことである。


カワセミのメス (横浜市旭区帷子川)
下の嘴が赤いのでこのカワセミはメスだと思われる。アブラハヤを狙って何度も川に飛び込んでいた。


ニオイスミレの花 (横浜市旭区今宿南町)
スミレには冬に咲くものもあり、一般に冬菫と称されることもあるが、ニオイスミレはその代表格である。


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