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黄色い屋根の博物館
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コガモ


コガモ (横浜市旭区帷子川) 2023/03/05
マガモとは違うと気づいて写真を撮った。以前なら変わったマガモぐらいで片付けたかもしれない。例に漏れず雌の羽根は白黒模様で、さざ波の反射に紛れる保護色である。冬鳥で日本に来る時は雄も雌も同じような色彩らしい。天敵のいない日本では夫婦となるだけで子は産まない。春には両性とも地味な羽根の色になり北へ戻って子育てをするそうだ。


コガモ (横浜市旭区帷子川) 2023/03/05
写真を撮っていると買い物帰りらしい高齢の主婦に「カワセミがいますか」と尋ねられた。ご主人は80歳を過ぎて外に出ることがほとんどなくなったが、カワセミの写真をずっと撮り続けていたのだという。たぶんカワセミの土産話を持ち帰りたかったのではなかろうか。


コガモ (横浜市旭区帷子川) 2024/03/24


帷子川のコガモ (横浜市旭区帷子川) 2024/12/21
冬が近づくと帷子川にはコガモがやってくる。常駐のカルガモより一回り小さく、日本で見られる鴨の中で最も小さい。頭が緑色なのがオスである。


コガモ (横浜市旭区帷子川) 2025/01/11
コガモの群れは昨年は鶴ヶ峰駅近くの中流域で見られたが、今年は少々上流に近い場所に居座っている。群れといっても7~8羽で、どういうわけかメスは1羽のみである。


コガモ (横浜市旭区帷子川) 2025/01/11
コガモは多くのカモ類と同じく雑食性で貝や昆虫、魚なども食べるが、主食は水面下の水草や藻である。


コガモのメス (横浜市旭区帷子川) 2025/01/18
派手なものほど目に付いて、撮るものにも偏りが出る。しかし、見た目の違いは雌雄の別といった重要な意味があったりもする。自分自身の価値観や興味方向から離れないと認識はいつまで経っても浅いまま変わらない。


コガモ (横浜市旭区帷子川) 2025/01/19
少々前までコガモは同じ場所に留まっていたが、この日は1キロ圏内に2~3羽ずつで別行動していた。コガモは幼鳥期は潜水するが、成長すると潜水しなくなる。これを水面採餌ガモと言って、ほとんどのカモは水面に浮かんだまま嘴の届く範囲で餌を捕ったり、地上で餌探しをする。反対に、潜水採餌ガモというのもいて、キンクロハジロやクロガモなどは主に潜水して餌撮りをし、ほとんど地上を歩かない。


コガモのつがい (横浜市旭区帷子川) 2025/03/15
コガモは昨年の3月24日までは写真がある。見かけるたびに撮るのは、いついなくなるか判らないからである。コガモは繁殖期が近づくと北の方、東北の山地か北海道の方へと移動する。


コガモ (横浜市旭区帷子川) 2025/03/30
群れではなく、つがいで見かけることが多くなった。そろそろコガモは繁殖のために帷子川を去るだろう。


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