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Yellow Roof 's Museum
2024/05/10
マツバギクの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
マツバギク(松葉菊)とハマランザン(花嵐山、レイコウ)はよく似ており、違いは多肉の葉上の細かい乳頭状突起の多少らしい。らしいというのは、どの程度の違いか明示的な情報が見つからないためである。ただ、ハマランザンはマツバギクまたは耐寒マツバギクの名で流通しているので、ここではマツバギクとしている。
マツバギクの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
マツバギクは南アフリカ原産の多肉植物。日本原産の多肉植物は、ベンケイソウ科マンネングサ属とオロスタキス属のうち少数種しかないようである。マンネンソウ属は道端でよく見かけるが、オロスタキス属の方は野生のものはまだ見ない。
メークインの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ジャガイモの花はナスの花とそっくりだと思って見ているうちに葉も似ていると思い、そのうちジャガイモがナス科ナス属だったことを思い出した。サツマイモの方はヒルガオ科サツマイモ属である。
ジャガイモの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
フランスギクの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
フランスギクはフランス語では“marguerite blanche, grande marguerite”でヨーロッパ原産だが、マーガレット(モクシュンギク、木春菊)はアフリカ原産の別種である。花は似ていても葉の形状が異なる。今のところ自分が見かけるのはフランスギクばかりである。
カモミールの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
カモミールの花もフランスギクやマーガレットの花と一見似ているが、葉の形が違う。
カモミールの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
セイヨウノコギリソウの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
セイヨウノコギリソウは初見で、ノコギリソウの名も初耳である。
セイヨウノコギリソウの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
セイヨウノコギリソウの葉は、2~3回羽状に深裂する。ノコギリソウの方は1回羽状に深裂するだけで、やや幅広の葉になる。
エゴノキの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
エゴノキは7~8mになるが、これは4mほどの木である。
ナラガシワ (川崎市幸区)
初見。ナラガシワ(楢柏)の葉は、30センチほど長いものもあるが、カシワより幅が狭く葉柄が長い。
ナラガシワ (川崎市幸区)
葉の鋸歯はコナラほど尖ったものもあれば、丸いものもある。ただ、コナラよりは葉が大きく鋸歯を無視すればナラガシワである。コナラ・ナラガシワ・ミズナラ・フトモミズナラ・カシワは交雑しやすく交雑種に学名もあるものの、簡便に見分ける方法はなさそうである。
テイカカズラの花 (川崎市幸区創造のもり)
テイカカズラは英語で“asiatic jasmine”と言う。キョウチクトウ科なのでそのままハーブティーに入れるわけにはいかないが、テイカカズラの蜂蜜ならギフトレベルの価格で市販されている。
テイカカズラの花 (川崎市幸区創造のもり)
テイカカズラは白からクリーム色に変化するので、白いほど咲き始めである。花は老化や温度変化、紫外線量、養分や土壌変化など複合的な要因で、アントシアニンが合成蓄積されて赤変したり、カロテノイドによって黄変したりする。
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