Yellow Roof 's Museum
フユザクラ (コバザクラ、コハザクラ) *栽 バラ目バラ科 Cerasus parvifolia
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2024/03/30
帷子川沿いの桜のうち、幹の太さが5センチもなく細枝が無数に分岐しているものが多数ある。樹高も低く下向き加減に咲く花もオオシマザクラやソメイヨシノより一回り小さい。この写真は最初マメザクラの名で仕分けていた。
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2024/04/06
マメザクラには10月頃から咲くものもあり、その形質が様々な冬桜に引き継がれたということだろう。
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2024/10/26
この桜は4月にはマメザクラに仕分けていたもので、この時期に開花しているのを見かけてフユザクラに訂正した。
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2024/10/26
咲き始めは薄いピンク色で、だんだんと白くなっていく。
フユザクラ (帷子川遊歩道) 2024/10/27
フユザクラは根本から多数分岐しており、他の桜の木とは様相が異なる。右のやや太い幹もフユザクラで、おそらく優勢な幹が残るのだろう。
フユザクラ (帷子川遊歩道) 2024/10/27
フユザクラは伊豆半島や房総半島では自生しているらしいが、帷子川沿いに植栽されたものが野生化しているといった情報は見当たらない。
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2024/10/27
秋のフユザクラの花は枝先に少しだけ咲く小さな白い花で、見上げても葉には気づいても花には気づきにくい。
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2024/10/27
3分の1ほどが秋から細々と咲いて残りは春に咲く。
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2024/10/27
昨年の秋もこの道を何度も通っているが、気づくことがなかったのはこれほどは咲いていなかったからかもしれない。しかし、単なる注意不足ということもある。
フユザクラ (帷子川遊歩道) 2024/10/27
せいぜい10センチほどの幹で細い枝を多数伸ばしている桜の木は、帷子川中流の左岸にもあるが、右岸の方に多い。それもかなりの数である。
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2024/10/27
帷子川沿いのフユザクラはいずれも枝先に小さな葉と小さな花をつけているが、曇り空が背景では冬枯れの木にしか見えない。
フユザクラの花 (帷子川遊歩道) 2025/03/30
これは秋にも一度咲いているためフユザクラとしているが、その前は萼筒が壺形であったためマメザクラとしていた。同じように季節変化を見届けないと区別できない植物は多数ある。
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