Yellow Roof 's Museum
ハシブトガラス
ハシブトガラス (大田区平和の森公園) 2022/07/21
写真のハシブトガラスはたまたま規格サイズの縁石に載っているので、嘴の先から尾の先まで全長60センチ近いことも分かる。大田区ではハシブトガラスが多いがハシボソがいないわけでもない。昨年は東京都で5千羽以上のカラスが捕獲されている。(
カラス対策 生息数等の推移(取組状況)東京都環境局)カラスは言葉も文字も知らないが、生きるために食べ物の目星ぐらいは付けられる。試行錯誤によって学習もできれば臨機応変な選択もできる。街中にカラスが進出してきたのは、ゴミ袋が透明になってエサを探しやすくなったからだろう。人がゴミ袋の中を確認できるのならカラスにもできるのだ。
公園入口に降り立ったハシブトガラス (大田区平和の森公園) 2022/07/21
形式知だけでは車の運転はできないので自動車の免許では実技試験が必要になる。とは言え、経験を重ねても判らないことはある。実際自分はハシボソガラスとハシブトガラスをパッと見で区別することができない。すぐそばで横向きになれば「へ」の字型の嘴でハシブトとか、ジャンプしながら移動すればハシブトぐらいなものだ。現実を逐一確かめるよりカラスの一言で片付ける方が簡単だ。そうしても誰も困らないし、カラスも困らない。
アオサギの羽根干しとハシブトガラス (大田区平和の森公園) 2022/08/01
カルガモの親子が止まり木にいたのを見つけて近寄っていくと、3人が熱心に写真を撮っていた。しかし、撮っていたのはカルガモではなくアオサギの方だった。
アオサギの羽根干しとハシブトガラス (大田区平和の森公園) 2022/08/01
ひょうたん池の向こう岸に1メートルほどの真っ白い奇怪な物体があった。羽根を広げたアオサギだと認識するまでに何秒か要したのは、石膏の彫像のように見えたからだ。アオサギは陽射しの中で太陽に向かって立っており、羽根を干しているように見える。この写真はまだ鳥らしく見えるが、最初に気づいた時は
【20年間で初めて見たという奇妙なアオサギの姿】で紹介された姿勢で鳥に見えなかった。喉を大きく震わせて聞いたこともない声も上げていた。
ハシブトガラスの行水 (横浜市旭区帷子川) 2024/12/31
カラスの行水は入浴時間が極端に短いことを意味するが、10分以上水浴びを繰り返すこともあって、鳥の中では比較的長風呂の方である。外敵の多い小鳥と違って、ひとところでゆっくり水浴びができるということだろう。なお、ハシブトガラスの特徴として両脚を揃えて跳ねて移動するというのがあるが、この動画のように脚を交互に動かしての二足歩行もする。
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