Yellow Roof 's Museum
平和の森公園
平和の森公園の通勤路 (大田区平和の森公園) 2022/05/11
自分は休みなく歩いても疲れを感じず、脚が動かなくなって身体の限界に気づくぐらいである。あまり歩かないと落ち着かなくなるので、職場が駅から近いと一駅手前で下りたりする。それでも足りないと勤務後や休日に長距離を歩いたりする。健康のためと考えたことはないが、歩くことで身体の均衡を保つような仕組みが自分の中にあるのではなかろうか。
公園入口の野良猫 (大田区平和の森公園) 2022/06/15
「ねずみもち」の後ろに野良猫がいたのでついでに撮った。野良犬は都会からはほとんど姿を消したが、野良猫は多い。野良猫に餌をやれば、おこぼれでカラスも増える。餌が与えられなくなれば東京都の10万匹の野良猫はゴミを漁ったり魚や鳥や小動物を狙うようになる。猫は元来が肉食動物である。猫ちゃんはドラネコになり、サザエさんが追いかけることになるわけだ。
駐車場口 (大田区平和の森公園) 2022/06/16
仕事で少し遅くなった日に、いつもの電車を諦めついでに通勤路を外れて初めて平和の森公園の中に入った。既に18時を回っており大して時間はない。
見晴らし広場 (大田区平和の森公園) 2022/06/21
平和の森公園には意外に起伏もあり、丘の上の広場に出た頃にはうっすら汗を掻いていた。
見晴らし広場 (大田区平和の森公園) 2022/06/21
広場の周囲には木のベンチやテーブルがあり、降り出した雨の中、1人だけテーブルに顔を突っ伏して眠っている男がいた。テーブルの上にリュックを置いた私服姿で、仕事帰りか遊びに来ているのかも判らない。ビルも見えず車の音も聞こえない。山中のようだが、広場を横切ると木々の隙間から池が見えてきた。
ひょうたん池のデッキ (大田区平和の森公園) 2022/06/21
霧雨に濡れるデッキに人の姿はない。タナゴかクチボソぐらいはいてもおかしくないが、池は濃い緑色に染まっており何も見通せそうにない。アメンボはたくさんいたが、見るのは久しぶりである。
通勤路の小橋 (大田区平和の森公園) 2022/06/21
通勤路の小橋が見えた。何故あそこから一度も降りようとしなかったのだろう。
ひょうたん池の上流 (大田区平和の森公園) 2022/06/27
中の島で流れを分けてひょうたん池で合流させるといった設計は本物の川のようだが、ほとんど流れてはいない。
中の島と酸素供給装置 (大田区平和の森公園) 2022/06/27
あちこちにブクブクと勢いよく水と泡が吹き出しす噴水がある。浄化した水を撹拌しながら酸素濃度も上げているのではなかろうか。
公園の土留めの交換工事 (大田区平和の森公園) 2022/07/06
環七と公園の間には隙間があり立入禁止になっている。時おり作業服は見かける。橋脚設備や電気設備、排水設備の点検や補修、保全作業をする人たちである。風が吹けば枯葉や千切れた雑草が橋脚設備の隙間に入り込み、雨が降れば土砂と一緒に草木が通路に流れ込んで排水設備を詰まらせる。設備近くは雑草の刈り込みが頻繁に行われているが、保全作業は果てしない掃除である。倒木や地崩れで都大橋が損傷しないように、公園の斜面の下には分厚い土留めの石垣があり、水色の鉄柵も頑健な構造のようだ。鉄柵は石垣に据え付けられているだけではなく、斜面に打ち込んだ杭から伸びた鉄パイプで補強されている。そこに何やら穴が掘られていた。写真を撮ってみると、奥の石垣に寄せてある黒い棒状の束が何かはよく見えないが、公園の石垣に沿って1メートル間隔ほどで穴があり、バケツと穴掘り器が転がっている。穴掘り器はバケツで先が隠れているが、杭打ちに使う仙吉の複式ショベルだろう。
ベンチから眺める自然観察園 (大田区平和の森公園) 2022/07/06
通勤路から1分と離れていないところにハスが花開き、アメンボもいればカメやカエルもいる。しかし、行きも帰りも公園に寄るのは1000人に1人程度だろう。自分もつい最近まではその群れの中に紛れていた。
自然観察園の野良猫 (大田区平和の森公園) 2022/07/06
近頃の猫には観察されるばかりだ。こちらが遠慮しながら看板に目を通さねばならない。「この自然観察園は、 水生植物を中心とした自然形態であり、公園利用者が水生植物や昆虫を観察しながら楽しむことのできる水辺空間であります。また、水生植物に池水の栄養成分を吸収させることにより水質の浄化を図っています。」
生垣展示 (大田区平和の森公園) 2022/07/08
20数点の生垣展示を名札だけ読んで通り過ぎるだけでは目立たぬ花や実には気づきもしない。植物名も記述も忘れやすく、実物もよく見なければ記憶に残らない。知識を憶えて識別力がつくなら楽なものである。しかし、植物の区別と名札の区別はまったく別物である。
ひょうたん池へと続く噴水の水路 (大田区平和の森公園) 2022/07/08
ひょうたん池の上の方には噴水広場がある。そこから30メートルほどは子供が水遊びできそうな透明な水が階段状に流れ、ひょうたん池に続く自然風の川とは小さな橋で区切られている。その橋の近くに柵で囲われた循環濾過設備がある。循環濾過装置はプールについているものと同じ種類のもので、位置からしておそらく噴水と池の両方の水を濾過してポンプで循環させていると思われる。
平和の森公園の配管 (大田区平和の森公園) 2022/07/21
「ねずみもち」は斜面に生えており、根元の下には電設引込用ポール周りに計測器や変圧器らしきものがあるが、これはケーブルの方向から見て都大橋用の電気設備だろう。大きなグレーチング蓋が付いた排水溝もあり、そこに雨水管の3本が繋がっている。短い橋脚と公園の石垣の始めが直結しているが、そこからが都大橋であり、公園と都大橋の間にある関係者以外立入禁止の通路の終点でもある。
避難場所標識と通勤路と「なんてん」の名札 (大田区平和の森公園) 2022/07/26
南天のど飴は甜めたこともあるし、イラストや写真を目にしたこともある。そしてここには「なんてん」の名札があり、通勤時には本物が目に入り、写真に映り込んだりもする。しかし、名札のないナンテンを識別できるようになったのは今年の9月末になってからである。
黒柵の中のトウネズミモチと張り紙 (大田区平和の森公園) 2022/08/02
入口辺りにカラスがよくいるのはエサを探しているからだろう。ここにはエサとなる木の実もあるが、ハシブトガラスは主に肉食だから魚や昆虫なども食うし、猫の食うようなものは大概食べる。池が汚れるとか衛生上の観点からといった理由で、この公園には餌やりを禁止する看板がある。特にネコにエサやり禁止の看板はあちこちにある。東京都だけでも野良猫は10万匹ぐらいはいるらしい。衛生上の理由ではあるだろうが、年に2万匹の猫が殺処分されているのが現実で、そのうち4分の3が野良猫である。(
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況:環境省)餌をやって猫を繁殖させているのも人間なら殺すのも人間で、野良猫を可愛がる人もいれば苦情を訴える人もいるし、引き取って育てる人もいれば殺処分する人もいる。
三進急速ろ過装置 (大田区平和の森公園) 2022/08/09
ろ過装置、真空ポンプ制御盤、高圧受電盤や電力盤、電灯盤など大きな電気仕掛けはひょうたん池と噴水広場の中間付近に集中している。浄化槽やポンプ制御盤は下流に当たるひょうたん池の数カ所にあり、平和の森公園の水系は、浄化した水をポンプで循環させ噴水装置で酸素供給する仕掛けによって水棲生物に適した環境に維持管理されている。平和の森公園の運営費は年間1億円を下らない。
浄化槽と噴水制御盤 (大田区平和の森公園) 2022/08/09
ひょうたん池のデッキの外れにフェンスで囲われた浄化槽があり、焦げ茶色に塗装された噴水制御盤が設置されている。浄化槽の大きな鉄蓋と共に小さ目の蓋が並んでおり、たぶんバルブやモーターが埋まっていると思われる。柵の中には余った電源ケーブルが目立たぬところに丸めてあるが、公園内に電柱はなく地中送電である。
噴水広場 (大田区平和の森公園) 2022/08/12
ひょうたん池の上流には噴水広場があり、そこから200メートル以上にわたって流れが造られている。ひょうたん池にも何箇所かノズルが突き出ているところがあるが、昼間には通らないので噴水演出は見たことがない。
真空ポンプ制御盤 (大田区平和の森公園) 2022/08/12
真空ポンプ制御盤は噴水を出す時には動いているのだろうが、自分が見かける時刻はいつも圧力計は0である。
高圧受電盤・電力盤・電灯盤 (大田区平和の森公園) 2022/08/22
平和の森公園の北側の電源系統を制御するこの装置は人の背丈以上あり、消化器の入った赤いボックスがフェンス内に併設されている。
公園の土留め (大田区平和の森公園) 2022/08/24
工事していたことも忘れた頃に公園入口の土留めに目をやると、かなり様相が変わってた。鉄柵は網状のフェンスになり黒い土留めが追加されている。以前写真を撮ってから既に2ヶ月近くが経過しており、時々目に入るといってもそんなものだ。通路に積まれていた黒い棒は土留め用の杭だったようだ。以前はダダ漏れだったが、表層の土砂が排水設備に流れ込むぐらいは避けられそうだ。フェンスも網状になり落ち葉や枯れ草の舞い込みも減るだろう。以前と比べて格段に頑健さは落ちたが不要だったのだろう。環七の排水設備の防護に主眼が置かれたということだろう。1982年5月22日開園の平和の森公園は40周年を迎えている。元々ここは埋立地で公園自体が鉢植えのようなものだ。憂慮すべきは崖崩れより冠水である。公園の歩道のほとんどに雨水を逃がすための側溝があり、あちこちにグレーチング蓋がある。歩道際も頻繁に下生えを刈り込んでいる。
公園の新しい土留め (大田区平和の森公園) 2022/08/26
黒い杭も黒い土留めも木材のように見えるプラスチック成型の擬木だろう。そう思って自転車用通路に回って確かめてみた。30センチほどの高さの土留めでも以前には無かったから遥かにマシだ。土留めなので鋼材が仕込んであるとは思うが、見た目どころか触ってみても丸太や角材を錯覚させる凹凸が刻まれている。
トウカエデの落葉が積もる階段 (大田区平和の森公園) 2022/10/18
平和の森公園の通勤路の途中に階段があり、右に行けばひょうたん池で、左に行けば第3保管所の前に出る。自転車用通路のようなものなので滅多には通らない。
浚渫工事 (大田区平和の森公園) 2022/12/13
京浜運河の浚渫作業とほぼ同時期に電車から見えるあちこちの川でも浚渫作業が行われており、平和の森公園にも泥を吸い出すコンプレッサーが浮かんでいた。
氷が張った自然観察園 (大田区平和の森公園) 2023/01/25
氷点下となった朝、自然観察園には氷が張っていた。
氷が張ったひょうたん池 (大田区平和の森公園) 2023/01/26
ひょうたん池まで氷が張っており水鳥たちの姿はない。
霜柱 (大田区平和の森公園) 2023/01/26
街中では見かけなくなった霜柱が立っている。家と職場を往復しているだけでは霜柱も見ないが氷柱も見ない。
平和の森公園の遊歩道 (大田区平和の森公園) 2023/05/31
ナラ枯れの掲示はところどころ剥がされている樹木もある。林野庁の
【ナラ枯れ被害】に詳しいが、秋から春にかけてナラ菌を媒介するカシノナガキクイムシの侵入を防ぐためには、ビニールシートを巻き付けたり、この公園のように粘着剤などを塗布したりするようだ。
遊歩道埋込プレートのウメ (大田区平和の森公園) 2023/05/31
歩道に嵌め込まれたプレートには梅が大田区の区の花で、江戸時代には梅の名所として知られていたことが記されている。梅屋敷の名は文政年間に東海道沿いにあった薬屋和中散の敷地3000坪に数百本植えた梅と花見茶屋に由来する。現在は聖跡蒲田梅屋敷公園として残されており、傍を走る京浜急行には梅屋敷駅があり、駅に通じる梅屋敷通りがある。
Yellow Roof 's Museum