Yellow Roof 's Museum
2022/12/19
ノシランの実 (大田区平和島公園)
ヤブランの実は黒くなり、ノシランは青くなる。そうした説明を目にしてはいても実際見るのは緑色の実で、葉の形で区別することも自分には到底無理なことだった。
ノシランの実 (大田区平和島公園)
自分が見たことすら忘れていく。まして検索した知識などは忘れてしまう。この頃にはフイリヤブランの見分けやすい葉のことなどすっかり忘れて同じ場所の実の色が変わっていくのをただ見ていた。
ノシランの実 (大田区平和島公園)
このノシランのすぐ傍にフイリヤブランがあり、一周り小さなヤブランの実が付いていたことにはまったく気が付かなかった。
シロミノマンリョウ (大田区平和島公園)
実の大きさと付き方でマンリョウだと思った。ただ、この時はそのうち赤くなると考えていた。
シロミノマンリョウ (大田区平和島公園)
この写真にはシロミノマンリョウの他に6種の植物が写っている。左下はツワブキの葉、その上にタマシダとハマユウの葉、ハコネウツギの枯葉、細い枝に枯葉と小さな赤い冬芽を付けているのはドウダンツツジで、緑の竹のようなものはトクサである。
シロミノマンリョウ (大田区平和島公園)
平和島公園でシロミノマンリョウを見つけた時は何の葉か判らずに近寄ってみた。この公園ではマンリョウ自体を見かけていない。植物に関する記憶もまた場所と密接に結び付いており、マンリョウの名が浮かぶ以前に、この場所にこんな植物があったかという違和感が先に来ることがある。そうするとまるで初見の植物のように錯覚してしまうことがある。
キャンプ場の紅葉 (大田区平和島公園)
去年は紅葉の景色を撮ったが、今年はその仕組を垣間見た。そして、景色や風景のような写真はあまり撮らなくなった。
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