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Yellow Roof 's Museum
2025/04/24
ユリノキの蕾 (川崎市幸区創造のもり)
中央に前年の果実の殻が残っている。そして右上には蕾がある。
センリョウの若葉 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
アヤメの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ジャーマンアイリスにはブラシ状の毛(髭)が生えている。内花被片の天井の方にある花粉を昆虫の背に押し付け、零れた花粉を受け止めて腹に擦り付け、無闇な侵入を妨害して蜜の浪費を防ぎ、さらに雨水の侵入も弾いて防ぐ。毛が脚に引っかかって飛ぼうとすれば天井の花粉に当たり、雌蕊にも当たるようなサイズの昆虫相手かもしれない。
羽根の曲がったナミアゲハ (川崎市幸区)
ナミアゲハが風に流されるように飛んできて、スダジイの葉に絡まりながら枝に留まった。羽化した場所が狭かったのか、前翅が上に曲がったままである。
ツグミ (川崎市幸区)
3週間で3度目のツグミとの遭遇である。60倍ズームなので、もはやオスメスはっきり見分けられないが、強いて言えば、全体に地味な色なのでメスの可能性が高い。
ビヨウヤナギの葉芽 (川崎市幸区)
ビヨウヤナギの枝先の芽は、この時期はまだ葉になるものが多い。幼葉の成長とともに枝が伸び、途中でいくつかに分岐する。芽の外側は黄緑色で、中からカロテノイド系の黄色に見える幼葉が出てくる。
ビヨウヤナギの葉芽 (川崎市幸区)
幼葉はすぐに赤褐色に染まる。伸びる枝も赤い。これは初期の成長過程で紫外線を防ぐアントシアニンの色である。成長と共に葉緑体が多くなり、葉の縁や主脈近くにアントシアンの赤が残る。赤色変化は日照条件によって違う。
ハゴロモジャスミンの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2年前に初めて撮った時はフェンスの網に絡みついていた。ハゴロモジャスミンは半蔓性で、蔓性と木立性の中間的な性質を持つ。なお、黄緑色の蕾はスイカズラで、互いに絡み合っている。
ハゴロモジャスミンの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ハゴロモジャスミンの雌蕊は突出しており、2本の雄蕊は花筒に隠れており外からは目立たない。
スイカズラの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
スイカズラは筒状の合弁花で、合弁の下側に1裂、上の先が4裂して、5枚の花弁のように見える。雄蕊は5本、雌蕊は1本で、共に長く突き出している。
スイカズラの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
先が緑色なのが雌蕊。スイカズラの花は2対ずつ咲き、花筒の根本で繋がって見える。
ハゴロモジャスミンの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ハゴロモジャスミンはジャスミンティーとしても飲まれるが、ヨーロッパでは主として観葉植物として栽培されているらしい。
カロライナジャスミンの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
カロライナジャスミンの名はジャスミンに似た薫りから付けられているが、リンドウ目の植物で、シソ目のソケイ(Jasminum)とは異なり見た目も違う。19年ほど前、2人がお茶にして飲んで入院した事例がある。たぶん薫りが弱いので多量に摂取したのだろう。
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