Yellow Roof 's Museum
オニグルミ (カラフトグルミ、カラフトオニグルミ) ブナ目クルミ科 Juglans mandshurica var. sachalinensis
オニグルミの雌花 (横浜市旭区帷子川) 2024/05/06
週に1度は通る道沿いにオニグルミ(鬼胡桃)が生えていることにはまったく気付かなかった。葉の様子だけで萎れたハゼノキと思って通り過ぎていたようだ。土手の中ほど4~5メートル先の樹冠に突き出た枝にいくつも付いているのはオニグルミの雌花である。
オニグルミの雌花 (横浜市旭区帷子川) 2024/05/06
筑波実験植物園によれば「日本列島にはおよそ7,000種類の植物が自生し、そのうち約2,900種類 (約40%)が日本だけに分布する固有植物です。日本の植物の種類数密度と固有植物の割合は世界的にみても非常に高く、大切な生物資源となっています」とある。これには自生が確認できていない園芸種などは含まれない。
オニグルミの雌花 (横浜市旭区帷子川) 2024/05/06
オニグルミは雌雄同株で、雄花と雌花は別々である。長い房状になる雄花の方が目立つようだが、残念ながら樹冠しか見えない。
オニグルミの若い実 (横浜市旭区帷子川) 2024/06/01
オニグルミは北海道から九州の川辺などの湿地に生えており、縄文時代から食されている。
オニグルミの実 (横浜市旭区帷子川) 2024/09/28
オニグルミは二百十日(9月1日)を過ぎたら収穫時期になる。そのまま土に埋めるか水に漬けておくと外側の果肉が腐って種を取り出しやすくなるそうである。
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