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Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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2025/05/18


ヤブヘビイチゴの果実 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
果実の地も赤いのがヤブヘビイチゴの特徴である。ヤブヘビイチゴとヘビイチゴの雑種でアイノコヘビイチゴというものもあり、それは花が咲いても実ができないという。


鶴ヶ峰連続立体交差事業 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
仮設構造物から地下の作業現場へと伸びる黒く太いホースは、空気の排出入のためのものだろう。


鶴ヶ峰連続立体交差事業 (横浜市旭区帷子川親水緑道)


吊橋 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
帷子川親水緑道には吊橋があり、金属製の柱とワイヤーでデッキを支える構造になっている。


吊橋 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
支柱からの2本の主ケーブルから垂直のハンガーロッドを吊げて金属製の梁に繋げ、そこに木製のデッキを敷いている。さらに左右の揺れを軽減させるためのワイヤーもある。


吊橋 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
吊橋は5~6メートルぐらいのものだが、柔構造なので多少は揺れる。しかし、主ケーブルの他に2本ずつ合計6本のワイヤーが4本の主柱に繋げられており、強度も高く安定している。多少の地形のズレには耐えられる設計である。


トウバナ (横浜市旭区帷子川親水緑道)
トウバナ(塔花)は、輪生花序が重なって仏教の五重塔や七重塔のような形に見える。


イヌガラシの花 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
イヌガラシの細長い長角果は上に曲がる傾向がある。


イヌガラシの花 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
イヌガラシの花は萼が4枚、花弁4枚。雌蕊は1本。雄蕊は長いものが4本、短いものが2本ある。これはアブラナ科に共通しており、見分けは葉の形状や付き方、長角果の形状にある。


帷子川親水緑道 (横浜市旭区帷子川親水緑道)


鶴ヶ峰連続立体交差事業 (横浜市旭区白根)


イロハモミジの果実 (横浜市旭区白根)
イロハモミジのうち、葉が細かく切れ込んだ栽培種をシダレモミジ(Acer palmatum var. dissectum)と言い、これはシダレモミジの中でもベニシダレと思われる。


イロハモミジの果実 (横浜市旭区白根)
ベニシダレの果実はイロハモミジとまったく同じである。


カルガモ (横浜市旭区帷子川)


帷子川中流 (横浜市旭区帷子川)


アカシデの果穂 (横浜市旭区帷子川親水緑道)


イヌスギナオオカマキリの幼虫 (帷子川遊歩道)
スギナかイヌスギナか調べようとすると、小さなカマキリが潜んでいた。たぶんオオカマキリの幼虫である。


ヒメイタビ (横浜市旭区鶴ヶ峰公園)
ヒメイタビの蔓を下から撮ると、細かな突起がところどころに付いているのが見える。不定根の中で、特に岩に張り付いたりするものを付着根と称する。ヒメイタビの付着根は、非常に細かく、先端がやや扁平になったり、多数の微細な吸盤のような構造を持っている。


ヤダケの若芽 (横浜市旭区畠山重忠公碑)


帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事(その2) (横浜市旭区畠山重忠公碑)


帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事(その2) (横浜市旭区畠山重忠公碑)
石材を詰め込んだ蛇籠でも流されることがある。


白化型のアカボシゴマダラ (帷子川遊歩道)
メスが白化するアカボシゴマダラは中国大陸の亜種である。特定外来生物なので捕獲した場合は、その場で放すか殺処分するかの2択になる。国立環境研究所によれば「“放蝶ゲリラ”による人為的な放蝶によると考えられている」。


白化型のアカボシゴマダラ (帷子川遊歩道)
国立環境研究所によれば「1995年(埼玉県,一過性)。1998年(神奈川県,繁殖・定着)、2009年(伊豆大島)、2011年(茨城県)」と伝播し、「近年、静岡県、岐阜県、石川県、山梨県でも目撃情報がある」。


オニグルミの若い果実 (横浜市旭区帷子川)


オニグルミの若い果実とヤハズハエトリ (横浜市旭区帷子川)
帷子川の川辺に生えたオニグルミの若葉の下にゼブラ模様のクモがいる。オスのヤハズハエトリらしい。ヤハズハエトリは北海道から南西諸島まで広く分布し、6月~8月の草地や河川敷などにいて、ススキやヨシなどイネ科植物の葉の上でよく観察されるようである。


ヒメウツギの花とウツギヒメハナバチ (帷子川遊歩道)
ヒメウツギの花弁の間に潜り込んでいるのは、たぶんウツギヒメハナバチと思われる。周囲に5~6匹飛んでいた。帷子川沿いにはウツギやヒメウツギが多く生育している。


ヒメウツギの花とウツギヒメハナバチ (帷子川遊歩道)
ウツギヒメハナバチは忙しく飛び回り、花に頭を突っ込むとすぐ潜り込む。鮮明な写真は撮れなかったが、後肢に花粉の塊をつけているのが見て取れるので、メスのウツギヒメハナバチだろう。なお、コガタウツギヒメハナバチというのもいて、どちらかは判然としない。


トウジュロの花後 (帷子川遊歩道)
枯れて落ちかけた雄花の花序と仏炎苞の残骸。残った花柄と小花柄が青々とした骨組みのように残っている。


サンゴジュの蕾 (横浜市旭区今宿南町)


サンゴジュの蕾 (横浜市旭区今宿南町)


カワセミ (横浜市旭区帷子川)


フウリンソウの花 (横浜市旭区今宿南町)
フウリンソウはホタルブクロ属で、ヨーロッパ原産の園芸品種。花はホタルブクロと大きさも形もよく似ているが、直立した茎に交互にやや斜め上向きに付く。


フウリンソウの花 (横浜市旭区今宿南町)
萼片は5つ、花弁は筒状で先が5裂している。雌蕊は1つで先が5裂している。雄蕊は5本のようである。


ユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町)
ユキノシタは日本と中国が原産。


ユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町)
上の3枚の花弁に濃紅色の斑点が入り、基部には黄色の斑点がある。垂れ下がる2枚の花弁は細く長い。


ドクダミの花 (横浜市旭区今宿南町)


カキノキの雄花 (横浜市旭区今宿南町)
カキノキの花冠は先が4つに裂ける。これは全て雄花で萼が小さい。蕾もあるが、既に花冠と萼が脱落しているものもある。


カキノキの雄花 (横浜市旭区今宿南町)
カキノキはツツジ目カキノキ科で、花はドウダンツツジと似た形をしている。


カキノキの雌花の花後 (横浜市旭区今宿南町)
雌花は枝先の方に単独でつくようである。既に結実しており、花弁が脱落して、果実の保護や水分や養分の蓄積のため萼が発達してきている。


ヒメジョオンタケノホソクロバ (横浜市旭区今宿南町)


ヒメジョオンタケノホソクロバ (横浜市旭区今宿南町)


ドクダミヤマトシジミ (横浜市旭区今宿南町)


カラスビシャクの仏炎苞 (横浜市旭区今宿南町)
カラスビシャクの仏炎苞は初めて見た。月に何度も通っている道だが、スギナに埋もれるように生えていて想像していたよりも目立たない。


カラスビシャクの仏炎苞 (横浜市旭区今宿南町)
仏炎苞の下の隙間に覗いて見えるものが花序で、雌花が集まっている。包まれていて見えないが、上の方に雄花がある。ハエや甲虫類が主な花粉媒介者らしい。


カラスビシャクの仏炎苞 (横浜市旭区今宿南町)
カラスビシャクの仏炎苞の中には付属体(肉穂花序)という紫色の茎のような物がある。これは仏炎苞を支えながら伸びていく柱であり、花粉媒介者の目印ともなり、狭い隙間の導線ともなる。虫は上から入り、まず花粉まみれになり、下の雌蕊に到達すると出口があるという構造になっている。


キキョウソウの花 (横浜市旭区今宿南町)
キキョウソウは北アメリカ原産の帰化植物で、1931年に横浜で帰化が報告されたという。自分は初見である。


キキョウソウの花 (横浜市旭区今宿南町)
同じ北アメリカ原産のヒメキキョウソウも帰化しているが、葉の形で区別できる。キキョウソウは茎を抱いた丸みのある葉である。


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