Yellow Roof 's Museum
コメツブツメクサ (コゴメツメクサ、キバナツメクサ) *帰 マメ目マメ科 Trifolium dubium
コメツブツメクサの花 (川崎市幸区) 2025/04/08
コメツブツメクサは、葉が米粒ほど小さく見えるのでその名がある。小さな葉で光合成を行い、小さな花で花粉の媒介者を集める。それができるのは、日当たりも通気もよく、競争相手も少ない環境を人が除草して作るからで、雑草は隙間産業の担い手のようなものである。
コメツブツメクサの花 (川崎市幸区) 2025/04/08
コメツブツメクサは、クスダマツメクサとよく似ており、どちらも小さいので目を近づけないと区別がつかない。コメツブツメクサは花弁が上向きに立っており、花弁の数が少なく、葉には毛があまりない。
コメツブツメクサの花 (川崎市幸区) 2025/04/14
コメツブツメクサの花はせいぜい1センチで、一つひとつの小花は数ミリである。クローバーの仲間のトリフォリウム属で、アブハチ類の僅かな体重で花弁が開いて、中の花粉や蜜に到達できるような構造になっている。
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