Yellow Roof 's Museum
2023/04/22
イヌホオズキの花 (横浜市旭区中沢町)
初めにイヌホオズキを知ってから10ヶ月ほど経って、イヌホオズキがようやく道端によく生えている雑草であることが判ってきた。ただ、ちょっと見ただけでは細かな種までは見分けられない。岡山の重井薬用植物園の
【イヌホオズキ(ナス科)】によると、「大変種類が多いうえ、形態も似通っていて見分けが大変難しい仲間」とのことである。
中沢町の防草シート (横浜市旭区中沢町)
ここはササ類が繁茂していた場所で、民家を取り壊してマンションを建設する際に防草シートを敷いた。既に2年ほどが経過してマンションは完成しており、不動産の完成予想図によれば緑地になるようだ。「緑地化」というのは人工物を撤去して植物を増やしていくことを意味するわけではなく、もっぱら雑草や雑木を除去して人間にとって見栄えのする園芸植物を植えることのようだ。つまり、雑草や雑木は緑ではなく廃棄物でしかない。
トチノキ (横浜市旭区今川公園)
トチノキの葉はホオノキの葉とよく似ていて同じぐらいの大きさになる。ただ、トチノキは1枚の葉が分離した構造なので根元は一緒で、鋸歯がある。
フジの花 (横浜市旭区今川公園)
桜の木があちこちにあるように、フジもまた通勤途中や散歩途中に出会うありふれた植物である。けれども、そうと気づいたのはこの一年のことである。それまでは身近なフジにはほとんど気づかず、フジと言えば亀戸天神や小田原の御感の藤のような名所しか思い浮かべなかった。
ヤエムグラの実とミミナグサの花 (横浜市旭区今川町)
これはオランダミミナグサではなく、都会ではあまり見ないミミナグサかと思われる。花柄がオランダミミナグサより長く、花と茎が離れている。また、ミミナグサの花は萼片と花弁の長さがほぼ同じなので花が閉じると花弁が隠れるといった特徴がある。
ホトケノザ (横浜市旭区今宿南町)
ホトケノザには黒い種が出来ている。
オオムラサキツユクサの花 (横浜市旭区今宿南町)
オオムラサキツユクサは蕾にも花にも毛が多い。ただ花の方の毛は花弁と色が同化しているので、蕾や萼の毛の多さで区別する。
ムラサキツユクサの花 (横浜市旭区帷子川)
ムラサキツユクサは蕾、つまり萼の部分にほとんど毛がない。蕾の先の方に何本か毛が出ている程度である。花の中央には毛が密集している。
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