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Yellow Roof 's Museum
ハクウンボク (オオバヂシャ、オオバジシャ) ツツジ目エゴノキ科 Styrax obassia
ハクウンボクの花 (横浜市旭区帷子川旧川) 2024/04/27
ハクウンボク(白雲木)の名は白い花を雲に見立てたもので、日本・朝鮮半島・中国に分布する。若木はこけしや将棋の駒に用いられる。
ハクウンボクの花 (横浜市旭区帷子川旧川) 2024/04/27
ハクウンボク(白雲木)はエゴノキ科で、花はエゴノキとそっくりだが、花の大きさと付き方が異なり白雲のように見えることから名が付いている。
ハクウンボクの花 (横浜市旭区帷子川旧川) 2024/04/27
白雲木の名の由来は花が咲かなければ役に立たないが、両手を並べたほど大きな丸い葉と滑らかな灰色の樹皮は記憶に残る。
ハクウンボクの花 (横浜市旭区帷子川旧川) 2024/04/27
ハクウンボクの花はエゴノキより小さめの2センチ程度だが花柄が短いため密集している。近くのエゴノキはまだ蕾の状態である。
ハクウンボクの蕾 (横浜市旭区帷子川旧川) 2025/04/20
偶然ながら、昨年も同じ日に同じ場所で同じハクウンボクの蕾を撮っていた。さらに過去の写真を並べて見ていると、ハクウンボクの蕾や花は下向きに付くが、果実は上向きに付くことに気が付いた。
ハクウンボクの蕾 (横浜市旭区帷子川旧川) 2025/04/20
ハクウンボクの蕾や花が下向きに長い花柄で付く。これは花粉を媒介する昆虫を引き寄せ、鳥に気づかれにくく花を啄みにくくする。果実は上向きに付くが、これは枝に留まる鳥類に気づかれやすく種子を飲み込ませて運ばれやすくするためだろう。
ハクウンボクの花 (帷子川緑道) 2025/04/26
ハクウンボクの花が下向きに付くのは昆虫に花粉を媒介させるためで、実が上向きに付くのは、枝に留まった鳥に上から啄かせて種子を飲み込ませるためだろう。
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