Yellow Roof 's Museum
ミントブッシュ (ミントベル) シソ目シソ科プロスタンテラ属 Prostanthera Labill
ミントブッシュの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/17
ミントブッシュはオーストラリア原産で、南関東以西では戸外で育つそうである。葉にはメントールが含まれておりミントの香りがある。ここには1メートルもない小木が2本植えてある。
ミントブッシュの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/04/18
前日と色が違って見えるのは光量の関係である。この日は曇天で夕方から小雨が降り出した。ミントの薫りは葉を指先で少し擦れば判る。葉をちぎる必要はない。
ミントブッシュの花後 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/05/17
ミントブッシュの花後には子房らしきものは残っていない。
ミントブッシュの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/09
昨年の4月17日、ここで初めてミントブッシュの花を見つけたが、他の場所では見かけたことはない。写真を仕分けるにはラベルが必要で、植物では種名が理想的ではある。しかし、類似画像検索で特定できる植物はそう多くなく、この写真ではミントブッシュの名は一つも出てこない。参考にしたのは以前撮った写真である。
ミントブッシュの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/11
オーストラリア原産のミントブッシュの蕾には花弁の紫色が顔を出している。細枝で枝数も少なく、昨年は実を付けなかったが、戸外で越冬して蕾を付けている。20年ほど前、オーストラリアやニュージーランド産のいわゆるオージープランツのブームがあった。自分は知らないが、ミントブッシュは人気商品だったらしい。コロナ禍のガーデニングブームで、再びオージープランツが注目されたということかもしれない。
ミントブッシュの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/14
ミントブッシュのような開放型の花は、様々な昆虫が花粉や蜜を媒介するようになっている。ただし、ここのミントブッシュは今のところ実を付けない。おそらく自家不和合性があって、単独で植えられているため花粉が運ばれてこないからだろう。
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