Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
【日付別索引】 【テーマ別索引】

***< [102] 2022/08/05◆[100] 2022/08/03 >***

2022/08/04


ヒメガマアオサギ (大田区平和の森公園)
カルガモもアオサギも淡水に限らず海水の京浜運河でも見るが、カエルやカメ、ハスやガマは淡水でなければ生きられない。しかし、元々この公園は海水運河である。


避難場所案内図、トサミズキ (大田区平和の森公園)


フヨウの花とアオギリ (大田区大和大橋)
大和大橋へのアプローチにはいくつもの植込み区画がある。信号待ちの間に眺めたり近づいたりすることもあるが、もっぱら信号機を見るから花が咲いていることに気づくのは偶然だ。これまではいつから咲いていたのかと思うぐらいで何の花か調べるようなことは稀だった。フヨウの名も2~3年前に調べてこれがそうかと知ったぐらいである。


ヘクソカズラの葉とアレチハナガサの花 (大田区大和大橋)
類似画像検索は実に様々な結果を表示する。他国の植物も出れば、違う植物が1つだけ表示されたり、似た画像が見つからないこともある。そもそも写真は視覚情報の一部分に過ぎず、大きさや気候、環境など含まれない情報は無数にある。葉では絞りきれなくても、花だけ切り取ればアレチハナガサが高順位に表示される。しかし、何種か入り混じった画像では別々の植物ではなく同一植物と認識される可能性がある。


ヘクソカズラ (大田区大和大橋)
知っている植物の多くは花や実しか知らなかったり、葉しか見たことがなかったりする。名前を聞いたことがあっても見たことがない植物もある。植物には成長変化や環境変化や地域的な個性もあり、変種や雑種、類似別種もある。同じ場所でそれまで気づかなかった植物を見つけたことも一度や二度ではない。


ヘクソカズラ (大田区大和大橋)
確認しようとしなければヘクソカズラは目に入らない。気が付かないのではなく植物や雑草と捉えて纏めて見過ごすのである。雑草どころか橋や歩道としか認識しないまま通り過ぎることもある。ヘクソカズラは日本全土どこにでもある在来種で、手入れすればするほど競合種が一掃されて繁茂しやすくなる。植物相が安定した野山では隙間を見つけられず、草刈りの機会を狙って人里で芽を出すというのが雑草の一つの在り方のようだ。


***< [102] 2022/08/05◆[100] 2022/08/03 >***

Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
【日付別索引】 【テーマ別索引】