Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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2024/12/14


コサギカルガモ (横浜市旭区帷子川)
つい3年前までは道端の植物の名も知らず、水鳥を見てもコサギやカルガモといった名も出なかった。名を知っているだけでは現実には役に立たず、大して意味もなかった。そうと識っただけでも儲けものである。


御殿橋の水位計 (横浜市旭区帷子川)
月に何度となく通る道でも、いつもの橋、いつものスーパーの看板、いつもの道といった認識は何ヶ月も何年も、何十年経っても更新されないことがある。


御殿橋の水位計 (横浜市旭区帷子川)
写真を撮るようになってから自分の頭の中の世界と現実とのズレに気付いて、毎日のように穴だらけの記憶を埋め直している。頭の中では見えているつもりでも現実に見えていないことは無数にある。


御殿橋の水位計 (横浜市旭区帷子川)
水位計は東京計器のレベルショットという製品である。


御殿橋の監視カメラ (横浜市旭区帷子川)
監視カメラはMOBOTIXの製品で、全天候・耐候性の連続8倍ズームの二眼レンズでパン・チルト機能や録画機能、温度センサーがあり、マイクとスピーカー内臓で、電話やメール、アラームなどが付いており、カメラ部分が可動する。


御殿橋の水位計 (横浜市旭区帷子川)
デジタル表示は0.057mとなっており、ミリ単位で数値が変わる。


御殿橋の水位計 (横浜市旭区帷子川)
この日の水防災情報によれば基準値未満で水位0となっている。つまり、前回の数値と合わせて推定すれば、この御殿橋ではおそらく水位60~65mm辺りを基準値0として切り捨て数値を水防災情報に載せているようである。


御殿橋の水位計 (横浜市旭区帷子川)


水位計直下の川面 (横浜市旭区帷子川)
御殿橋の下流側、水位計の真下は水位6センチほどの流れがあるが、上流側に設置された量水標は水位120センチほどを示していて水が滞留しておりコイがたくさん泳いでいる。


シラカシ (矢指市民の森)


シラカシキノコ (矢指市民の森)
1ヶ月ほど前に撮ったキノコがまだあるかと思って、このシラカシを見逃さないように歩いていた。高さ4~5メートルほどの樹皮にたった1つだけ生えている。


シラカシキノコ (矢指市民の森)


シラカシキノコ (矢指市民の森)


シラカシキノコ (矢指市民の森)
坂の上から望遠で撮ると、やはりサルノコシカケ、それもコフキサルノコシカケ(粉吹猿腰掛)のようである。名の由来は傘の表面に粉をまぶしたような見た目から付けられている。


中原街道橋脚 (追分市民の森)


PCケーブル型落橋防止装置 (追分市民の森)
2年前にこのスプリング状の装置を初めて見た時には珍しいと書いたが、今ではよく見かける装置という認識に変わっている。珍しいというのは自分だけの一過性の感覚で、誰にでも共通するものではない。


PCケーブル型落橋防止装置 (矢指市民の森)
PCケーブル型落橋防止装置のPCというのはPrestressed Concreteの略で、正確にはPC鋼(プレストレストコンクリート用鋼材)という。プレストレスとはあらかじめ計画的に引張る力をかけておくということで、これによってコンクリートは圧縮にも引張りにも強い構造となる。


中原街道橋脚 (矢指市民の森)


アブラナ (矢指市民の森)
アブラナは「お花畑の作付表」にはアブラナ科アブラナ属の花の総称である「菜の花」と書かれている。最近の遺伝子解析によってセイヨウアブラナとされていたものの多くはアブラナだったことが判明して過去の研究の見直しが進んでいる状況であり、菜の花としておいた方が無難ではある。


アマクサシダベニシダ (追分市民の森)
シダに付けられた名札は初めて見るかもしれない。樹木でない場合、名札だけ残っているということもあれば、野生化では数種が入り混じることもある。しかし、カメラに分解能はあっても自分にはなく、アマクサシダが珍しいものなのかどうかも知らずに撮った。


アマクサシダベニシダ (追分市民の森)
帰ってから調べてみると、ベニシダ群の中にアマクサシダが入り混じっているようである。


アマクサシダベニシダ (追分市民の森)
アマクサシダ(天草羊歯)の特徴は、規則性ではなく不規則性にある。羽片の中に、切れ込みもなく左右の長さが不規則で先が長く伸びたところがある。


アマクサシダベニシダ (追分市民の森)
やや左右規則的に伸びた羽片もあるが、どうやら切れ込みが少なく所々先のほうが長く伸びた羽片を持つものがアマクサシダで、その他はほとんどベニシダのようである。


ベニシダ (追分市民の森)


ベニシダ (追分市民の森)
ベニシダには胞子を抱くものがあり、葉表に丸い隆起が点々と付いている。


ベニシダ (追分市民の森)


リョウメンシダ (追分市民の森)


リョウメンシダ (追分市民の森)
リョウメンシダ(両面羊歯)は表も裏も同じ色である。


リョウメンシダ (追分市民の森)


イワガネソウ (矢指市民の森)


イワガネソウ (追分市民の森)


岩船地蔵尊 (矢指町)


岩船地蔵尊 (矢指町)


岩船地蔵尊 (矢指町)
旭区内には6体の岩船地蔵があり、矢指町の岩船地蔵尊は享保九年(1724年)に造立されたものである。


岩船地蔵尊 (矢指町)
岩船地蔵と呼ばれるものは全国にあるが、特に関東に多いようである。ここの岩船地蔵は光背が船の形をしているようにも見えるが、土台部は欠損している。相模原市内にある船に乗った地蔵のように元々は船に乗っていたのかもしれない。


見晴らしポケットパーク (矢指町)


矢指の一里塚跡 (矢指町)
「中山の宮下より一里、大和市の桜株より一里だそうだ」と何故か口語調の説明書きがある。


矢指の一里塚跡 (矢指町)
特に書かれてはいないが、ここは旧中原街道であり、中原街道の一里塚跡である。


見晴らしポケットパーク (矢指町)
見晴らしポケットパークから望遠で撮ると、確かに正面に見えているのはランドマークタワーで、49階辺りから上のホテルと展望階である。


見晴らしポケットパーク (矢指町)


見晴らしポケットパーク (矢指町)
ランドマークタワー方向に伸びた道は正式には下川井第197号線だが、一般にはニュータウン通りと呼ばれる。紅葉した並木は全てトウカエデである。左上のネットはこの辺りの高台からは大抵見える横浜スパークゴルフクラブである。


トウカエデ (金が谷)


トウカエデ (金が谷)


トウカエデ (金が谷)
トウカエデ並木はこの先のニュータウン第4バス停まで続き、二俣川駅方面からのイチョウ並木のニュータウン通りと交差する。


トウカエデの翼果 (金が谷)


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