JavaScript searchbox
Yellow Roof 's Museum
ニワトコ マツムシソウ目ガマズミ科 Sambucus racemosa subsp. sieboldiana
ニワトコ (横浜市旭区帷子川) 2023/09/30
ニワトコの葉は対生して、5~9枚の奇数羽状複葉になる。
ニワトコ (横浜市旭区帷子川) 2023/09/30
ニワトコの小葉は縦に細く丸まっており、主軸が伸びると共に小葉も細長くなる。このニワトコは7枚の奇数羽状複葉の間から9枚の奇数羽状複葉の若葉が発達してきている。
ニワトコ (横浜市旭区帷子川) 2023/09/30
奇数羽状複葉は、7枚の後に9枚、そしてまた新たに9枚の小葉が形成されてきている。水分や養分の供給が途切れないほど次々に若葉が形成され、小葉の数を増やしても維持できる。おそらく、逆のパターンもあるだろう。
ニワトコ (横浜市旭区帷子川) 2023/09/30
小葉の成長パターンや数がいつ何によって決定されるのかといった研究は始まったばかりのようで、今のところ様々な要因が考えられる程度の説明しか見当たらない。
ニワトコの若い果実 (横浜市旭区今川町) 2024/05/02
ニワトコ(接骨木、庭床、庭常)の名は、枝を黒焼したり煮詰めたり、煎じた粉末をキハダ(黄柏)の樹皮の粉末と練りあわせたりして、飴状にしたものを打ち身や骨折に外用薬として用いるため、常に庭に植えられていたことに由来する。接骨木をニワトコとも読ませるがそのままセッコツボクとも読む。
ニワトコの若い果実 (横浜市旭区今川町) 2024/05/02
どういうわけかニワトコの果実には気づくが、花は2年連続で見逃している。
ニワトコの若い果実 (横浜市旭区今川町) 2024/05/02
果実近くの小葉が9枚ということはほとんどなく、5枚のものが多い。そもそも小葉が多い枝に花や果実を付けても目立たない。
ニワトコの花 (帷子川遊歩道) 2025/04/12
このニワトコは樹高4~5mほどで、幹の下部から細枝が多数分岐して弓のようにしなる。
ニワトコの花 (帷子川遊歩道) 2025/04/12
ニワトコの写真は、12月の黄変した大きな葉から始まった。次は6月の赤い実で、9月に新葉を撮り、翌年に緑色の若い実を撮った。そして、この4月に花を撮った。全て別々の場所である。
ニワトコの花 (帷子川遊歩道) 2025/04/12
毎日同じ場所を通り、目に付いて、なおかつ気が付いてシャッターを押していれば、気まぐれな写真の撮り方でもある程度は定点観測になる。けれども、そうでない植物の方が圧倒的に多い。月に一度か二度通る程度では、見過ごすこともある。以前に見たと思い込めば、おざなりな観測だけで先を急ぐことにもなる。次は来週になる。そして見える物は無数にある。
ニワトコの花 (帷子川遊歩道) 2025/04/19
ニワトコの花は、5枚の花弁、5本の雄蕊、中央に紫色の雌蕊がある。既に子房が膨らみ始めた若い果実もある。
ニワトコの花 (帷子川遊歩道) 2025/04/19
花が付く枝の小葉は少なく、5~7枚。葉のみの枝は5枚~13枚以上になる。
ニワトコの花 (横浜市旭区こども自然公園) 2025/05/25
ニワトコは円錐花序で、若い枝の先に2~3ミリの花を多数付ける。
ニワトコの花 (横浜市旭区こども自然公園) 2025/05/25
このニワトコの花弁は真っ白だが、黄色味を帯びた花のほうが多い。
Yellow Roof 's Museum