Yellow Roof 's Museum
ニワトコ マツムシソウ目ガマズミ科 Sambucus racemosa subsp. sieboldiana
ニワトコの若い実 (横浜市旭区今川町) 2024/05/02
ニワトコ(接骨木、庭床、庭常)の名は、枝を黒焼したり煮詰めたり、煎じた粉末をキハダ(黄柏)の樹皮の粉末と練りあわせたりして、飴状にしたものを打ち身や骨折に外用薬として用いるため、常に庭に植えられていたことに由来する。接骨木をニワトコとも読ませるがそのままセッコツボクとも読む。
ニワトコの若い実 (横浜市旭区今川町) 2024/05/02
どういうわけかニワトコの実には気づくが、花は2年連続で見逃している。
ニワトコの花 (帷子川遊歩道) 2025/04/12
ニワトコの写真は、12月の黄変した大きな葉から始まった。次は6月の赤い実で、9月に新葉を撮り、翌年に緑色の若い実を撮った。そして、この4月に花を撮った。全て別々の場所である。
ニワトコの花 (帷子川遊歩道) 2025/04/12
毎日同じ場所を通り、目に付いて、なおかつ気が付いてシャッターを押していれば、気まぐれな写真の撮り方でもある程度は定点観測になる。けれども、そうでない植物の方が圧倒的に多い。月に一度か二度通る程度では、見過ごすこともある。以前に見たと思い込めば、おざなりな観測だけで先を急ぐことにもなる。次は来週になる。そして見える物は無数にある。
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