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Yellow Roof 's Museum
2025/03/31
カラタネオガタマの蕾 (川崎市幸区創造のもり)
自分の歩行速度は4~6km/hで、これは主に道の混雑度によって変わる。観察や撮影を挟むと1.5km/h平均になる。低速度でなければ見えない世界がある。ただし、立ち止まるためには最低でも、周囲3m以内に人がいないか、擦れ違う1mの余裕があるか確認が必要になる。自分が撮影を始めたのは、犬の散歩と同じく、立ち止まる理由としてスマホ操作が認知されて以後のことである。
テイカカズラの蕾 (川崎市幸区創造のもり)
立ち止まれば視界が止まり、自分の足音も消える。人の気配。鳥の声。風。気温。写真で瞬間を切り取る技能は、自分の能力と共に上がっていく。現実の色か、それとも光の加減か。遠近感や質感はどうか。匂いがあるか。そうした感覚の進化は、物の見方や捉え方、考え方にまで影響する。
コブシの若葉 (川崎市幸区創造のもり)
コブシの花の後には、毛だらけの黄緑色に丸まった新葉が伸びてくる。
コブシの若葉 (川崎市幸区創造のもり)
葉芽は枝先か枝の節目にある。
コブシの若葉 (川崎市幸区創造のもり)
葉は一箇所から1枚か2枚。2枚の場合は、初めは融合したように見える。
ソメイヨシノの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ソメイヨシノは公園西側の並木は2~3分咲きだが、東に折れて駐車場に至る通路の両側は満開である。日当たりの他に風通しも開花を促進するのだろう。
ミツバツツジの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
遠くから目立つ薄紫色に近づくと、ミツバツツジだった。
ミツバツツジの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
花の終わりを待って開く3枚セットの新葉は、ミツバツツジの特徴である。
ドウダンツツジの花と蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ドウダンツツジは3月初め頃から開花して、春の間はずっと花を咲かせている。冬芽には葉と花が収められており、花の方から先に咲く先花後葉の傾向がある。ただし、写真のように同時的に展開することもある。
ウコンザクラの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ウコンザクラの蕾はオオシマザクラの蕾とそっくり同じである。
ウコンザクラの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ウコンザクラの冬芽には葉と蕾が収められており、初めは鱗片が割れて緑色の葉が見えるが、花柄が伸びてくると蕾は桃色をしている。
ヤグルマギクの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
ヤグルマギクは、蕾の鱗片の縁が裂けていることが最大の特徴である。白く突き出しているのは毛ではない。細かく裂けた鱗片が光の加減で白く見える。
クヌギの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
クヌギの雄花が枝に垂れ下がると、細羽の柳の木に見える。
クヌギの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
樹冠までびっしり雄花序がついている。
クヌギの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
葉柄の根本にある小さな粒が雌花である。
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