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Yellow Roof 's Museum
オオデマリ (テマリバナ) *栽 マツムシソウ目ガマズミ科 Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum
オオデマリの花 (横須賀しょうぶ園) 2016/04/29
計画を支える高度な認知能力は、人類に特有なものとは言える。けれども、「計画型」行動様式とまでは言えない。それは人間を他の生物から隔絶させるものではなく、「即応型」行動様式の範囲と質を、はるか遠い未来へと拡張したにすぎない。「計画」は、即応型という基盤の上に築かれた塔のようなものである。
オオデマリの花 (横須賀しょうぶ園) 2016/04/29
人間の行動の原理もまた、生物全体に共通する「即応型」でしかない。たとえ計画を立てていても、私たちの神経系と身体は、呼吸やバランスを取るように、絶え間なく流れる「現在」に即応し続けるしかない。つまり、計画は「思考の上着」のように頭の中にあるだけで、現実化には試行錯誤を伴う行動が必要になる。
オオデマリの花 (横須賀しょうぶ園) 2016/04/29
人間を含めた全ての生物は、流動的な現実に対して即応的に対処し続けなければ、何も身に付かず、何にも耐えられず、ただ朽ちるように自滅への道を辿るほかはない。
オオデマリの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/16
オオデマリはアジサイと同様に装飾花であり、品種改良によって元の花はなくなっている。したがって実もつけない。
オオデマリの花 (横浜市旭区南希の森緑地) 2023/05/06
花後の若い実というよりはまだ子房の状態である。
オオデマリの花 (横浜市旭区南希の森緑地) 2023/05/06
オオデマリは大きいものは6メートルほどの高さにまでなるらしい。
オオデマリの花 (帷子川遊歩道) 2024/04/13
オオデマリ(大手毬)の咲き始めは明るい黄緑色で、2~3週間ほどで白色に変化していく。
オオデマリの花 (帷子川遊歩道) 2024/04/20
オオデマリは昨年もそうだったが、今年もまた食害が見られる。花も葉も端から順にぼろぼろになっていく。
オオデマリのサンゴジュハムシの幼虫 (帷子川遊歩道) 2025/04/19
ここのオオデマリ群落は、花の時期に葉が食われてぼろぼろになる。写真中央右寄りに、サンゴジュハムシの幼虫が写っている。撮った時に気づかなかったのでピントは合っていないが、特徴的な模様は判る。
オオデマリの花 (帷子川遊歩道) 2025/04/19
サンゴジュハムシの幼虫はオオデマリの開花期に孵り、葉を食べて成長すると蛹となる。成虫は5月~11月あたりまで葉を食べ続けるものの、7月~8月は夏眠する。これは、サンゴジュハムシがインターバルをとって、オオデマリに回復の余地を与えていることにもなる。そのため、オオデマリは死滅すること無く毎年花を咲かせることができる。
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