Yellow Roof 's Museum
2023/01/08
ヤブラン (横浜市旭区南希の森緑地)
撮った時にはこれが何かわからなかったが、写真の上方、真ん中あたりにわずかに黒い実が映っていた。
ヒラドツツジの名札 (横浜市旭区南希の森緑地)
ヒラドツツジ(平戸躑躅)はツツジの栽培種で、江戸時代に交易で栄えた長崎県平戸市で国内外のツツジ属が交雑され選抜されて全国に出回るようになった。その後は派生的に様々な園芸品種が産まれ様々な品種名があるものの、普段見かけるツツジはほぼヒラドツツジかその変種や雑種と見ていいかと思う。
ムクノキの落葉と霜柱 (横浜市旭区南希の森緑地)
この公園のムクノキはほとんど落葉している。
シャガ (横浜市旭区南希の森緑地)
実の跡も見つからないので葉しか手掛かりはないが、地面からの生え際はシャガによく似ている。
センリョウ (横浜市旭区南希の森緑地)
センリョウは元々は仙蓼と表記され、蓼に似た葉を持つ美しい植物の意味である。江戸時代に千両の字が当てられたそうで、正月の縁起物としてマンリョウより実が少ないのでセンリョウと名付けられたと言われる。なお、牧野富太郎は「高知県では千両と言うのは本種のことでなく万両のことである」と書いている。
アカメガシワの名札 (横浜市旭区柏町市民の森)
アカメガシワの名札があるのはこの公園ぐらいのものだ。
林内広場 (横浜市旭区柏町市民の森)
セイヨウタンポポの名札 (横浜市旭区柏町市民の森)
タンポポの名札が公園にあるのは珍しい。セイヨウタンポポは現在ではほとんどが在来種との雑種であることが明らかになっており、近年ではセイヨウタンポポには3倍体だけでなく2倍体や4倍体のものも見つかってきているが、これは見た目では判断不可能である。
案内図 (横浜市旭区柏町市民の森)
案内図 (横浜市旭区柏町市民の森)
案内図 (横浜市旭区柏町市民の森)
万騎が原小学校 (横浜市旭区大池町)
万騎が原小学校には2029年3月まで建替工事をする旨の公示があった。
写真展示 (横浜市旭区大池公園レストハウス)
大池公園レストハウスのガチャガチャ (横浜市旭区大池公園レストハウス)
写真展示 (横浜市旭区大池公園レストハウス)
鹿のハンティングトロフィー (横浜市旭区大池公園レストハウス)
どういうわけかこの鹿の首の剥製は建物が変わってもずっと飾ってあるが、この辺りに鹿はいない。昔の金持ちの家には狩猟はせずとも虎皮の敷物やクロコダイルの剥製、そして鹿の首などが飾られていたことを思い出させる。
大池 (横浜市旭区大池公園)
トウネズミモチの葉とヘクソカズラの実 (横浜市旭区大池公園)
ヘクソカズラの臭いはメルカプタン類と総称される硫黄化合物で、ペドロシドやアルブチンなど大便やスカンクのおならに含まれる成分と似たりよったりのものである。鳥などに食べてもらうため熟してくる秋になると実は臭わなくなるし、そもそも葉をちぎったり未熟な実を潰さないかぎりは臭わない防御用の臭いだ。ただ、虫食いの葉はよく見るし、ヘクソカズラを専門に食べる昆虫も存在する。様々な薬効で全草が民間薬として用いられてきたようだ。
ソメイヨシノの防草シート (横浜市旭区大池公園)
大池公園のソメイヨシノは花数がかなり減少しており、2016年頃からの調査では、過密の問題があったことや根こぶ線虫病や天狗巣病の蔓延が判明した。改良工事は終わっているがソメイヨシノの治療は今も継続中である。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
てんぐ巣病は今のところは不治の病のようなもので、桜の名所のような密生しているところでは特に伝播しやすく、剪定や間引き、焼却をする他はなかったようだ。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
ソメイヨシノは接木が多く、切株やヒコバエはオオシマザクラなどの別種であることがほとんどだそうだ。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
ソメイヨシノは栽培種のクローンで環境変化や病気に対して強い遺伝子を産み出す術がなく、種もできないので自ら新天地を求めることもできない。
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区大池公園)
開けたところにはソメイヨシノに代わって天狗巣病に強いジンダイアケボノを植えたという。おそらく切株がソメイヨシノで、若木がジンダイアケボノだろう。ジンダイアケボノの花はやや濃いという。金沢区ではソメイヨシノを全てジンダイアケボノに植え替えたそうである。公益財団法人の日本花の会では2005年度からソメイヨシノの配布を中止し、ジンダイアケボノその他を推奨している。同会のホームページには401種の桜が載っている。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
剪定したソメイヨシノは低いもので4~5メートル程度である。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
ソメイヨシノにはテープが枝や幹に巻かれているものがある。
ウメ (横浜市旭区大池公園)
久しぶりに行った大池公園にはたくさんのウメが開花していた。
ウメ (横浜市旭区大池公園)
正月休みの大池公園には、散歩やジョギング、ハイキングをする人たちやアスレチック施設の長い滑り台の前で行列を作る家族連れ、ウメを見ながら弁当を広げる人やバードウォッチングや植物写真を撮るために一眼レフを持ち歩く人々、芝生にはレジャーシートを広げている人々がいた。
ウメ (横浜市旭区大池公園)
満開のウメの周囲には写真を撮っている人が1人や2人はいる。一眼レフが多くスマホで撮る人はあまりいないが、自分は視覚代わりに撮っているのでスマホぐらいがちょうどいい。
大池公園の梅林 (横浜市旭区大池公園)
いつからか大池公園には広い梅林ができていた。桜の多くが病気でやられて少なくなってしまったのでウメに力を入れたのかもしれないとも思うが、あまり記憶にはなかった。
大池公園の梅林 (横浜市旭区大池公園)
ウメの一つ一つに品種表示をしている。
梅林 (横浜市旭区大池公園)
2月初めには梅林は満開になってきそうである。
大池公園のちびっこ動物園 (横浜市旭区大池公園)
ちびっこ動物園では鳥インフルエンザ流行のため「当面の間ニワトリとの感覚を空けて」ビニールカーテンを設置していた。
田んぼ (横浜市旭区大池公園)
田んぼの用水路にはオレンジ色の鉄バクテリアが見られた。
ゲンジボタル生息地 (横浜市旭区大池公園)
池の周囲もそうだが、ホタル観察の場所も鳥を撮るのに好都合なようである。
ゲンジボタル生息地 (横浜市旭区大池公園)
そのうちにはスマホに高性能の望遠レンズが収まるのだろうか。
一本桜の治療に使われる防草シート (横浜市旭区大池公園)
治療をアピールしたり理解を求めることにはそれなりの意味がある。樹木医のような資格もなく剪定の経験や実践知識が少ない人でも、言葉なら何とでも操れる。SNSで拡散したりする人もいるので、看板はその防止のためである。
一本桜の治療 (横浜市旭区大池公園)
こども自然公園のゲンジボタル及びその生息地 (横浜市旭区大池公園)
大池公園のゲンジボタルは平成4年6月8日に横浜市指定天然記念物に指定されている。
田んぼ (横浜市旭区大池公園)
田んぼ (横浜市旭区大池公園)
氷が張った田んぼ (横浜市旭区大池公園)
こども自然公園のゲンジボタル及びその生息地 (横浜市旭区大池公園)
2~3年前にホタルを見に行った時に、懐中電灯を照らしっぱなしで歩き回る20人ほどの家族連れ団体と遭遇した。最初ガイドの説明を受けていたようだが、「水路やホタルに光をあてないように」注意するだけでは意味がない。目が暗順応するまではホタルの光は見えてこない。
大池の歴史 (横浜市旭区大池公園)
1972年に「こども自然公園」の名称に変更されていたが、地元では「大池公園」と呼ぶ。ここには殺した大蛇を祀って弁財天を建てたとあるが、白根不動の蛇塚の説明書きでは殺したとまでは書かれておらず祀った先も白根不動ということになっていた。
カルガモ (横浜市旭区大池公園)
これはカルガモの求愛行動のようだ。首を上げ下げさせながら追い回していたが、追われる方はただ逃げているように見えた。
ダイオウショウ (横浜市旭区大池公園)
この公園に昔からあるダイオウショウの葉は長いものだと30センチはある。
モクズガニの水槽 (横浜市旭区大池公園)
この水槽の手前には「帷子川産です!」と書かれたテープが貼ってあった。
マサキの実 (横浜市旭区万騎が原)
大池公園から帰る途中に実を付けたマサキの生垣があった。
昭和堂 (横浜市旭区万騎が原)
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