Yellow Roof 's Museum
2023/04/27
オオシマザクラの実 (大田区平和島公園)
食用のサクランボにいくつも品種があることは食料品として売られているから知っている。しかし、樹木に実っているサクランボを見た記憶は遠い昔のことだ。
オオシマザクラの実 (大田区平和島公園)
桜ぐらいは知っているつもりだった。けれども、実際に木になっているサクランボを認めたのは小学生以来のことである。
オオシマザクラの実 (大田区平和島公園)
自分は植物には素人同然で、花が咲けば実がなるはずという当たり前のことすら失念してしまう。固定観念を払拭するために写真を撮り続けているようなものである。少なくともこの公園ではソメイヨシノを除くほとんど全ての桜がサクランボをぶらさげており、実がなければソメイヨシノと見当がつく。オオシマザクラの果実は食用で、黒く熟してくれば食べることができ、ジャムにされたり、葉は塩漬けで桜餅に使われたりする。黒くなった実を一つ食べてみるとほんのり渋みのある甘いサクランボだった。
ノビル (大田区平和島公園)
ノビルとも言ったがノビロとも言って、茎の根元の方を摘んで鱗茎ごと地面から抜いて採る。ノビルはおかずというよりは酒の肴で、父親が好んだ。自分もたまには分けてもらって口にした。鱗茎と茎の根元のシャリシャリとした食感と辛味を愉しむもので、ネギとラッキョウの中間的な味である。
シロツメクサの花 (大田区平和島公園)
シロツメクサはアカツメクサのように花のすぐ下に葉はない。
Yellow Roof 's Museum