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Yellow Roof 's Museum
オオシマザクラ バラ目バラ科 Cerasus speciosa
オオシマザクラ (大田区平和島公園) 2023/03/24
歩道橋の下の金網の中に生えている幼木が桜だとは思わなかった。
オオシマザクラ (大田区平和島公園) 2023/03/24
サクラの品種を区別するとなると様々な特徴を捉えなければならないが、今のところ葉桜を便宜上オオシマザクラと記しているだけである。
オオシマザクラの剪定跡 (大田区平和島公園) 2023/03/27
剪定した箇所に裂けた跡があり縦にひびが入っている。剪定した樹皮の片側が剥けているものはよく見かけるが、樹皮のひびは複数で長く、落枝したのかもしれない。
胴吹き桜と新枝の成長 (大田区平和の森公園) 2023/03/31
フェンスを破るほど根がぐらついたオオシマザクラには赤テープが貼られていた。
オオシマザクラ (横浜市旭区こども自然公園) 2023/04/01
桜を植え過ぎれば空気の通りが阻害され、土壌は貧困になり、1つ伝染病に罹れば蔓延する可能性がある。
オオシマザクラの果実 (大田区平和島公園) 2023/04/04
葉桜の青い実は生まれて初めて見た。
地面に落ちたオオシマザクラの果実 (大田区平和島公園) 2023/04/18
落ちていた赤い果実はまだ硬い。
オオシマザクラ (大田区平和の森公園) 2023/04/19
4月16日に相模原市運営のキャンプ場で倒木によりテント内の夫婦2名が死傷し、これを受けて18日に市は枯れた状態の桜の木9本を伐採した。4月17日には富士市で倒木が障害福祉サービス事業所の送迎バスのフロントガラスを破って2名が負傷した。落枝や倒木は街路樹だけで年間5~6千件ほど起きているそうである。
オオシマザクラの果実 (大田区平和島公園) 2023/04/27
食用のサクランボにいくつも品種があることは食料品として売られているから知っている。しかし、樹木に実っているサクランボを見た記憶は遠い昔のことだ。
オオシマザクラの果実 (大田区平和島公園) 2023/04/27
桜ぐらいは知っているつもりだった。けれども、実際に木になっているサクランボを認めたのは小学生以来のことである。
オオシマザクラの果実 (大田区平和島公園) 2023/04/27
自分は植物には素人同然で、花が咲けば実がなるはずという当たり前のことすら失念してしまう。固定観念を払拭するために写真を撮り続けているようなものである。少なくともこの公園ではソメイヨシノを除くほとんど全ての桜がサクランボをぶらさげており、実がなければソメイヨシノと見当がつく。オオシマザクラの果実は食用で、黒く熟してくれば食べることができ、ジャムにされたり、葉は塩漬けで桜餅に使われたりする。黒くなった実を一つ食べてみるとほんのり渋みのある甘いサクランボだった。
カツラとオオシマザクラ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2023/10/26
遊歩道に沿って左がカツラの木、右がオオシマザクラである。
オオシマザクラの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/04/04
オオシマザクラは咲き始めは白い花だが、段々とピンク色に染まる個体もあり、新しい花の白とピンクが混交して見えるものがある。ソメイヨシノにも似たような現象があり、咲き始めは真っ白でもだんだんとピンク色が強くなっていく。
帷子川のカンザンとオオシマザクラ (帷子川遊歩道) 2024/04/13
この日は「花吹雪」という言葉を何度か聞いた。杖をつく夫に「花吹雪が」と話しかける妻や、「花吹雪」と叫んで掴もうとする男子中学生たち、バギーの赤ん坊に「花吹雪だよ」と教える母親と擦れ違った。桜の時期は季節の変わり目で、雨の日や風が強い日が多い。
オオシマザクラの若い果実 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/04/22
オオシマザクラは花後にはすぐ実が膨らみ始め、赤黒く熟すのは5月初旬から中旬頃になる。
オオシマザクラの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/19
まだ小雪が降っている。昨晩の雨から変わった雪で、積もりはしない。光量が足りずオオシマザクラの蕾はピンボケだったが、傘が要らない雪である。
オオシマザクラの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/24
オオシマザクラの蕾を見ることが出来るのは、1年の限られた時期だけである。そして、これがオオシマザクラだと判るのは、去年もその前も花と実を見ているからである。
オオシマザクラの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/24
何度も見て何度も撮って、他の桜と比べ、他の植物や環境を見直し、繰り返しながら段々と捉え方と考え方が同期するようになる。
オオシマザクラの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/24
捉え方も考え方も固定化する傾向があり、どちらかが現実とリンクしていなければズレが生じる。できれば、捉えるのを先にして、考えるのは後回しにすべきで、考えるのは後からいくらでもできるが、時は止まらない。捉えることができるのはその場限りである。
オオシマザクラの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/27
匂いがあり、温度があり、風もある。鳥のさえずりや人声、環境音は時々刻々と変わっていく。歩を進めれば、視野と共に光と影も変わり、色彩を変え、大きさを変え、表が裏になり、重なり合い、離れ合い、背景まで入れ替わる。自分の受け取り方ごと空気も変わる。
オオシマザクラとソメイヨシノの花 (帷子川遊歩道) 2025/03/30
ソメイヨシノの短い並木を抜けて帷子川沿いに至ると、ソメイヨシノとオオシマザクラ、ヤマザクラが咲いている。葉の赤みでヤマザクラと見当がつくこともあるが、遠目では当たり外れがある。ソメイヨシノは5分咲きぐらいだろうか。右岸のカンザンはまだ咲いていない。
オオシマザクラの花 (帷子川遊歩道) 2025/03/30
半分開いた咲き始めのオオシマザクラである。完全に開くと上に向いてくるらしい。
オオシマザクラの花 (帷子川遊歩道) 2025/03/30
オオシマザクラの萼筒は太く短い釣鐘型だが、中には細長い萼筒もある。現地では樹皮の色艶や葉の色などを併せて確かめることができても、写真だけでは推定するしかない時もある。
オオシマザクラの若い果実 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/04/14
オオシマザクラには若い実ができている。葉の付け根、葉柄にある赤い粒は蜜腺で、蟻を引き寄せ、害虫から実を守らせる。葉の鋸歯の先端にも蜜腺があり、若葉は鋸歯ばかりが目立ち、さらに鋸歯だけの茎もある。
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