Yellow Roof 's Museum
ヒラドツツジ *栽 ツツジ目ツツジ科 Rhododendron pulchrum
ツツジの植込みを覆うキリの葉 (帷子川遊歩道) 2022/10/29
ツツジの植込みにコウモリ傘大のキリの葉が被さっていた。樹高は1メートルそこそこだろう。木の高さと葉の大きさは関係がないらしい。あるいは切株がツツジの植込みに埋もれているのかもしれない。
ヒラドツツジの名札 (横浜市旭区南希の森緑地) 2023/01/08
ヒラドツツジ(平戸躑躅)はツツジの栽培種で、江戸時代に交易で栄えた長崎県平戸市で国内外のツツジ属が交雑され選抜されて全国に出回るようになった。その後は派生的に様々な園芸品種が産まれ様々な品種名があるものの、普段見かけるツツジはほぼヒラドツツジかその変種や雑種と見ていいかと思う。
オオムラサキツツジの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/19
オオムラサキツツジはヒラドツツジの中で最も花が大きく丈夫な品種で、手のひらほどの大きさのツツジの花は大抵オオムラサキツツジである。
ツツジの花 (大田区平和島公園) 2023/03/27
白いツツジは白花のリュウキュウツツジが原種とされるが、突然変異との見方もある。ツツジの品種には約4000あり、原種だけでも数十種ある。見分けられるものは別項目にしていくつもりだが、取りあえずはヒラドツツジ系統の栽培種はここに纏めることにしておく。
ツツジの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/12
サツキやツツジには園芸品種が多く、変種や雑種だらけである。今のところは区別できる気がしない。しかし、観察を続けると段々と違いが判ってくることは、この2年で知ったことである。先人の知識は実践能力がない分だけ掌から意味が零れ落ちる。判ったつもりか判っているかは実践しないと自分では確認できないが、判っている人には筒抜けである。2年前の自分は知ったつもりのド素人で、そう知れた分だけマシにはなった。
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