Yellow Roof 's Museum
キュウリグサ (タビラコ) ムラサキ目ムラサキ科 Trigonotis peduncularis
キュウリグサの花 (横浜市旭区帷子川埋立地) 2023/03/05
キュウリグサの名の由来は葉を揉むとキュウリのような匂いがすることによる。玉川大学農学部によれば、フラボノイドを含めてフェノール類17種の成分が確認されており、香りに清涼感がある。
キュウリグサの花と果実 (横浜市旭区帷子川埋立地) 2023/04/08
キュウリグサには4分果の果実ができる。
キュウリグサの花 (川崎市幸区) 2024/04/26
キュウリグサ(胡瓜草)は日本全国に分布しており、この時期には道端でも公園でもどこでも花を見かける越年草で、葉はキュウリのような匂いがする。高さ20~30センチほどに成長し、上から順に花を開き、4分果の実をつける。花は2~3ミリほどで、ワスレナグサとよく似た近縁種である。ただ歩いていてもまったく見えない。僅かな色彩に目を留め脚を止め腰を落として顔を近づけて、ようやくそれが小さな花であることに気づくことができる。
ハナヤエムグラとキュウリグサの花 (川崎市幸区) 2025/04/08
花弁が5枚のキュウリグサや花後のオランダミミナグサなども生えているが、花弁が4枚のものがハナヤエムグラの花である。初めて見るアカネ科ハナヤマムグラ属の唯一の種である。
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