Yellow Roof 's Museum
2023/03/05
ミチタネツケバナの花 (横浜市旭区帷子川埋立地)
タネツケバナには何種類もあるうえ変異種も多い。何千種もの植物写真を載せたサイトの管理人たちの多くが、自分は素人で間違いも多々あると思うといった断り書きをしており、疑問符付きの植物の写真も数多く載せている。自分などは全て疑問符付きで植物名を記すべきで、それは重々承知している。
キュウリグサの花 (横浜市旭区帷子川埋立地)
キュウリグサの名の由来は葉を揉むとキュウリのような匂いがすることによる。玉川大学農学部によれば、フラボノイドを含めてフェノール類17種の成分が確認されており、香りに清涼感がある。
ユキヤナギの花 (帷子川遊歩道)
一斉に蕾を付ける頃の葉は長くならない。おそらくは花を目立たせるため、なおかつ葉よりも花にエネルギーを注ぐため小さいままなのだろう。
ハクモクレンの蕾と花 (横浜市旭区今宿南町)
ハクモクレンの花弁は9枚で、紫色のモクレンの花弁は6枚、そろって上に向かって開く。いずれも咲き始めは花の下に葉が付かず、やがて複数枚の葉が付くようだ。
カワウ (横浜市旭区帷子川)
カワウやウミウは群れをつくるはずである。山下公園では海に浮かんでいたり氷川丸の鎖に並んでとまっているウミウの群れを見たことはあっても、この帷子川では1羽か2羽を一緒にみるぐらいで、大田区の方でも京浜運河で4羽を同時に見かけたのが最大である。群れるほどには餌がないということかもれしない。
帷子川のハクセキレイ (横浜市旭区帷子川)
ハクセキレイはよく見かけるものの忙しく動くから写真にはろくな形で残らない。群れで行動してくれれば1羽や2羽にはピントがあるが、そもそも単独かつがいで行動しており、なわばりも広いらしく去った後に次を待っても無駄である。
コガモ (横浜市旭区帷子川)
マガモとは違うと気づいて写真を撮った。以前なら変わったマガモぐらいで片付けたかもしれない。例に漏れず雌の羽根は白黒模様で、さざ波の反射に紛れる保護色である。冬鳥で日本に来る時は雄も雌も同じような色彩らしい。天敵のいない日本では夫婦となるだけで子は産まない。春には両性とも地味な羽根の色になり北へ戻って子育てをするそうだ。
コガモ (横浜市旭区帷子川)
写真を撮っていると買い物帰りらしい高齢の主婦に「カワセミがいますか」と尋ねられた。ご主人は80歳を過ぎて外に出ることがほとんどなくなったが、カワセミの写真をずっと撮り続けていたのだという。たぶんカワセミの土産話を持ち帰りたかったのではなかろうか。
ハナミズキの総萼片 (帷子川遊歩道)
ハナミズキの花弁に見える部分は萼片で、中央の黄色いものが花なのだが、あじさいと同じく便宜上「花」と呼ばれる。
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