Yellow Roof 's Museum
2023/04/01
スイレンの葉 (横浜市旭区大池公園)
スイレンの根は小さく、いわゆるレンコン(蓮根)はスイレンではなくハスの根である。
雑木林 (横浜市旭区大池公園)
サルトリイバラの花 (横浜市旭区大池公園)
写真を撮った後で花が1つ写っていることに気が付いた。この角度では雄花か雌花か判らない。
野鳥撮影者たち (横浜市旭区大池公園)
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
以前はこの道は頭上までびっしりと桜の花が覆っていた。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
剪定工事終了直後の春にもソメイヨシノは咲いていたが、その後もソメイヨシノは花を咲かせているようだ。
オオシマザクラ (横浜市旭区大池公園)
桜を植え過ぎれば空気の通りが阻害され、土壌は貧困になり、1つ伝染病に罹れば蔓延する可能性がある。
ソメイヨシノの防草シート (横浜市旭区大池公園)
土壌保全のための防草シートがほとんどのソメイヨシノの根元に敷かれている。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
人の怪我の治療の常識が変わっていくように、植物の治療の常識も変わっていく。ほんの少し昔には怪我をしたら赤チンを塗るものだったが、既に製造されていない。オキシドール(過酸化水素水)での消毒も最近では傷の治りを悪くするという見解も多勢を占め、流水で洗う処置が主流となってきている。同様に、剪定時に癒合剤を使うというのも既に古い常識となっている。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
ソメイヨシノには赤と青と黄色のテープが幹に巻かれていたり、枝に巻かれていたりする。これは樹勢を診断した結果だろうと思われるが、管理人に尋ねなければ事実は判らない。樹木用識別テープとして市販されているものは手でちぎれたり簡単に剥がれるように出来ており、丘の上ではたくさん見られたが、斜面の方にはテープはない。一時的な目印にすぎない。
ソメイヨシノ (横浜市旭区大池公園)
東京都建設局では「高木取扱い予定」として、赤テープは更新予定、黄テープは移植予定、青テープは存置予定と明示した例がある。防犯の役割がある街路樹は更新される。別の例では赤黄の2色柄のテープが撤去、赤白テープは撤去対象外と公示されていた。青森の渓流の遊歩道では赤が危険、黄色が注意、あるいは監視木の日本語表示がある。これは伐採予定ではなく樹勢調査結果で、来訪者に倒壊や落枝の危険を知らせるためのものでもある。
イチョウ (横浜市旭区中沢町)
横浜市によれば「今までの「街路樹管理事業」予算の中では、複数年に一度(市域全体を平均すると5年に1度程度)しか、高木のせん定を行う事ができない状況でした。このため、強いせん定をせざるを得ない事が多く、その結果、見苦しい樹形と景観になるだけでなく、太く育った枝を切るため樹木が傷ついて弱ってしまうことがありました。」
イチョウ (横浜市旭区今宿町)
写真のイチョウは「乳」と呼ばれる茎の変形したものがいくつも垂れ下がっている。昔は気根と言われ老木に出来ると考えられていたが、実際は若木どころか苗木にも見られ、ほぼ雄木にしか見られないそうだ。この辺りは開発から半世紀程度で移植された街路樹もそれより多少古い程度のはずで、銀杏が落ちているのを見たことがないので雄木ばかりなのかもしれない。
カラミザクラの実 (横浜市旭区今宿南町)
これは実家近くの桜で、母親によれば美味しいサクランボが生るという。とすれば、やはり桜桃の類で、カラミザクラ(シナミザクラ)でいいのかもしれない。桜桃の実を特にサクランボと云う。
ササの花 (帷子川遊歩道)
ササの開花は60年とか120年に1度しか咲かないという俗説がある。学術的に確かめられたわけではなく、滅多に咲かないという意味で十干十二支(六十干支)の一周期に喩えたものだろうと言われている。
ササの花 (帷子川遊歩道)
毎年のようにササやタケの花を探しに山野を歩き回って写真に撮っている人がいる。もちろん個体を何十年にも渡って定点観測するのは現実的ではなく、対象とするものは様々な種類のササ(タケ)の群落だが、毎年どこかで花が見つかるそうである。
ササの花 (帷子川遊歩道)
自分も初めて見たという印象ではなかった。ササやタケは特定しにくいと承知の上、穂らしきものがあるので特徴を掴めるかと思って写真を撮っただけだ。ところが、これが滅多に咲かない花だったので入り混じって余計に特定しづらいことになってしまった。
ササの花 (帷子川遊歩道)
ササの花は生育条件が悪いと咲くと書いている人もいる。ここはアスファルトの歩道際で、花が咲いているのは10メートルそこそこの範囲である。一斉に咲きはじめて一斉に枯れるのは、ここを見限って新たな生育地を求めてのことだろう。
シャクチリソバ (横浜市旭区帷子川)
ソバは川辺に群生しており遠目では確認しにくく他に何種かある可能性も考慮してソバに仕分けしていたが、近場まで生えているものを確認しているうちに、ほとんどがインドはカシミール地方原産のシャクチリソバ(赤地利蕎麦)らしい。
スミレの花 (帷子川遊歩道)
スミレは春先の短い期間に花を咲かせる。人や車の行き交うアスファルト舗装の道端に他の雑草と同じように生えており、靴と同じ高さぐらいに咲いている小さな花がスミレである。
クワの雌花 (横浜市旭区希望が丘ふれあいの森公園)
クワの蕾と雄花 (横浜市旭区帷子川)
クワには雌雄異株のものと雌雄同株のものがある。これは雄株である。
ユキヤナギのナミテントウの交尾 (帷子川遊歩道)
ユキヤナギにとってはアブラムシは大敵で、テントウムシは救世主だろうが、テントウムシにとっては生活の場の1つに過ぎず、アブラムシが付く植物にはたいていテントウムシの1匹や2匹は見つかる。
剪定後のエノキの新枝 (鶴ヶ峰本町公園)
この葉には鋸歯が見られる。近くにはエノキの巨木もあるので、おそらくエノキだろう。
オウバイモドキの花後 (横浜市旭区帷子川)
オウバイモドキは花弁が枯れ落ちるだけで実は付けないという情報はあるが、何故実を付けないかという情報は見つからなかった。しかし、果実を付けるという情報もあり、果実や種子の写真を検索したが出てこない。この花後の写真には子房が残っているが、その後に撮った写真は葉ばかりである。
オウバイモドキの花 (横浜市旭区帷子川)
オウバイモドキの花もまた透き通っているものがある。カルテノイドが残るので黄色いステンドグラスのようになる。花弁の透明化というのは特に珍しい現象ではないのかもしれない。
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