Yellow Roof 's Museum
ハクモクレン (ハクレンゲ) *栽 モクレン目モクレン科 Magnolia denudata
ハクモクレンの蕾 (帷子川遊歩道) 2022/12/29
モクレン科の蕾は毛に覆われて冬を越す。冬芽とも花芽とも言うようだ。
ハクモクレンの蕾 (帷子川遊歩道) 2022/12/29
モクレン科の蕾は見分けが付きにくい。コブシかモクレンかハクモクレンかというのは咲いてみなければ判らない。
ハクモクレンの蕾と花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/05
ハクモクレンの花弁は9枚で、紫色のモクレンの花弁は6枚、そろって上に向かって開く。いずれも咲き始めは花の下に葉が付かず、やがて複数枚の葉が付くようだ。
ハクモクレンの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/14
毎週撮り溜めた写真や動画を一つずつ、実家のテレビで大写しにするのが恒例行事になっている。「モクレンの蕾」と教えると、「毛が生えてる」と前のめりに見入っている。撮った本人より愉しみにしているのは母かもしれない。「寒いからね」と言うと、膝を叩いて振り返る。声を立てずに笑っている。
ハクモクレンの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/14
毎年見ているだけで判ってくることは無数にある。しかし、いくら言葉を重ねても、たった一枚の写真すら再現できない。実家の窓から見えるハクモクレンは咲き始めており、「あれはすぐ花が終わるよね」と母が言う。植物の名前すら要らない。そう思う瞬間がある。
ハクモクレンの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/21
ハクモクレンの開きかけの花の白よりも、背景のポプラの方がなお白い。木蓮や桜の枝は対象的に黒く、空だけが青い。
ハクモクレンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/22
自分の行動範囲にはモクレンがほとんどなく、ハクモクレンばかりである。もっとも、自生地は中国であり、日本は植木ばかりなのでたまたまだろう。モクレンの紫紅色が咲くのはもう少し先である。
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