Yellow Roof 's Museum
2023/03/11
レンギョウの花 (横浜市旭区今宿南町)
花弁の根本の紫色は蕾の外皮の色である。レンギョウは外来種でチョウセンレンギョウとシナレンギョウがあり、交雑種が多い。まとめてレンギョウと呼ばれるが、交雑種はアイノコレンギョウとも呼ばれているようだ。またタイワンレンギョウという紫色の花もあり、それにはデュランタとかハリマツリという別名がある。
ツルニチニチソウの花 (横浜市旭区今宿南町)
ツルニチニチソウは生態系被害防止外来種リストに指定されている重点対策外来種である。特定外来生物には選定されていないが、それに準ずるものとして取り扱いや拡散に注意が呼びかけられている。
ホトケノザの花 (横浜市旭区今宿南町)
ホトケノザには他家受粉する開放花と自家受粉のため花弁を開かない閉鎖花がある。
カラミザクラの花 (横浜市旭区今宿南町)
雄蕊が比較的長いのでカラミザクラ(シナミザクラ)の類ではなかろうか。
スノーフレークの花 (横浜市旭区今宿南町)
スノーフレークはスズランとよく似ているが、クサスギカズラ科ではなくヒガンバナ科で、庭先でよく見かけるものはもっぱらスノーフレークである。
ツクシとハナニラとヘクソカズラの実 (横浜市旭区帷子川)
ツクシンボウはスギナの胞子茎で、隙間が開いたものを指で弾くと煙のような緑色の粉が出てくるが、それがスギナの胞子である。
スギナの胞子茎と栄養茎 (横浜市旭区帷子川)
スギナの地下茎が少し地上に出ていた。同じ地下茎とは限らないが、たまたま胞子茎と栄養茎の生え際が同時に写っていた。
スギナ (横浜市旭区帷子川)
スギナはこのような形で地面から生えてくる。
ツクシとハナニラの花 (横浜市旭区帷子川)
ツクシンボウは久しぶりに見た。鮮烈に憶えているのはツクシの味噌汁で、4歳か5歳頃のことだった。長過ぎるものや緑色のものは美味しくないと父親に言われ、裏山で短いツクシを妹と競うように集めた。料理は母親がして父親が味見をしていた。おひたしにもしていたが、それは苦すぎたようで全部を味噌汁に入れていた。味噌汁は粉っぽく苦かったが、ツクシ自体は美味しかった。胞子が飛んだ長いものは苦味は減るが、その代わり味気ない。不思議な食感が忘れられず翌年もねだったが、食べたのは一度きりである。
ツクシとハナニラの花 (横浜市旭区帷子川)
スギナとツクシを別々に呼んでいたが、根を掘り起こして同じ植物と示してくれたのは父親だった。スギナの方は栄養茎で光合成を行う。節のところで抜いたり繋げたり出来るので、どこで繋いだか当てっこ遊びをしたものだ。
ツクシ (横浜市旭区帷子川)
ツクシ誰の子スギナの子という言葉は聞くが、メロディは知らない。ツクシはスギナの果実のようなもので、最初にツクシという胞子茎が出て、それからスギナの栄養茎が出てくる。子供の頃から知っていたのは野遊びするのが日常だったからで、山菜を食卓に出さざるを得なかった第二次世界大戦を経てきた両親や祖父母の存在があるからだ。
コブシの花 (帷子川遊歩道)
コブシと花がそっくりなタムシバというのもある。そちらは花の下に1枚葉が付かないそうだ。するとこれはタムシバなのかもしれない。ほとんど葉が見えない。
アブラナの花 (横浜市旭区希望が丘ふれあいの森公園)
アブラナの蕾 (横浜市旭区希望が丘ふれあいの森公園)
ムスカリの花 (横浜市旭区希望が丘ふれあいの森公園)
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