Yellow Roof 's Museum
2023/10/14
ムラサキゴテンの花 (横浜市旭区清水ヶ丘公園)
ツユクサ科は実に様々である。ムラサキゴテンはメキシコ原産の園芸植物で、花はムラサキツユクサによく似ている。日本には1955年から入ってきているそうである。葉の紫色は紫外線避けのフラボノイドのアントシアニンなので、陽光が少ない環境では発色が薄くなる。
キンモクセイの花 (横浜市旭区今川公園)
キンモクセイの匂いは強烈で数十メートル先から咲いているのが判る。香水を付けた人と擦れ違ったかと考え始めているとようやく木が見えてくる。
ムベの若い実 (横浜市旭区今川公園)
ムベはスーパーでも売っているところがあるらしいが、自分は見たことがない。熟せばアケビ色に染まりアケビより美味だそうである。口を開けることはなく「むべなるかな」という言葉の所以である。
ジュウガツザクラの花 (清来寺)
写真を整理する際には、1枚1枚に場所と日時、それに簡単な説明を付けている。植物なら取り敢えずの名前を付ける。もちろんすぐに正体が判るとは限らない。この写真は初めからジュウガツザクラの花と記した。しかし、秋から冬にかけて少しずつ咲き、春になると残りの蕾が一斉に咲く冬桜にはいくつもの種類がある。
ジュウガツザクラの花 (清来寺)
旭区内の冬桜の情報は、マメザクラとエドヒガンの交雑種であるジュウガツザクラが多く、次いでマメザクラとオオシマザクラとの交雑種のフユザクラである。
ジュウガツザクラの花 (清来寺)
フユザクラ(コバザクラ)は、冬桜の名が秋から冬に咲く桜の総称も意味するからで、葉が小さく花も小さく一重咲きの桜は他にシキザクラなどいくつもある。なお、ジュウガツザクラは八重の中に半八重が入り交じることがあり、以前のジュウガツザクラは白花の一重が多かったという情報もある。これは一重桜である。
シマヘビ (帷子川遊歩道)
1年と少し撮り歩いてヘビを発見したのは初めてである。ただし、石垣に突き出た排水管に潜り込もうとしているところで、頭は既に穴の中である。
シマヘビ (帷子川遊歩道)
シマヘビの頭は見えないが、出ている部分は60センチほどだった。
オギ (横浜市旭区帷子川)
Googleレンズではススキという検索結果が多く出るが、これはオギである。
キツネノマゴ (横浜市旭区帷子川旧川)
キツネノマゴの葉は秋になると紫色に紅葉してくる。
キツネノマゴ (横浜市旭区帷子川旧川)
花弁が散っても苞や萼が残って毛羽立った細長い鞘のように見える。中には黒い果実が包まれており、熟せば開いて果実が弾け飛ぶ。
帷子川旧川の魚群 (横浜市旭区帷子川旧川)
この帷子川旧川は深いところでも腰下ぐらいの水路だが、水面下には小魚がたくさんいる。
帷子川旧川の魚群 (横浜市旭区帷子川旧川)
水深5センチもないところもある。20センチほどの大きな魚もいたが、そっと近づいてじっと待っても逃げ出したまま戻ってこず、メダカほどの魚しか撮れなかった。
キンモクセイの花 (帷子川遊歩道)
これは薄黄色の花なのでウスギモクセイと呼ばれているものだろう。まだ見ないが、真っ白い花のものがギンモクセイで、いずれにしてもキンモクセイの変種と考えられている。色味にも段階があってどれとも言えないものもありそうだが、花の色が薄いほど匂いも薄いようで、この花はかなり近づかないと匂いがしなかった。白い花はほとんど匂わないらしく、そうなると気づきにくいかもしれない。
剪定後のトウネズミモチ (鶴ヶ峰本町公園)
昨年の夏頃に選定されたトウネズミモチの木はほとんど復活したが、中にはまだ枝も伸ばしていないものもある。
剪定後のトウネズミモチ (鶴ヶ峰本町公園)
このトウネズミモチは樹皮に小さな白いキノコをたくさん付けており小枝も見当たらない。剪定の失敗かもしれないが、メマツヨイグサやコセンダングサに囲まれ、ヌルデに迫られ、フジの弦に巻き付かれ、生存競争に負けているのかもしれない。
アレチウリの花 (横浜市旭区帷子川)
アレチウリの移入元はアメリカやカナダで、特定外来生物に指定されている。駆除すべき特定外来生物に指定されている植物は19種しかない。
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