Yellow Roof 's Museum
ブラシノキ (キンポウジュ) *栽 フトモモ目フトモモ科 Callistemon speciosus
ブラシノキの名札、ホソバヒイラギナンテンの花 (大田区平和の森公園) 2022/10/13
これは単に「ぶらしのき」という名が珍しかったから写したもので、この時は右側の細い木もブラシノキかと思っていた。ずいぶんあとになってこれがホソバヒイラギナンテンだと気が付いた。ホソバヒイラギナンテンの花はヒイラギナンテンと似た黄色い花だが、葉が細長い。花の時期はヒイラギナンテンは冬から秋にかけてで、ホソバヒイラギナンテンは夏から秋だそうだ。
ブラシノキ (大田区平和島公園) 2023/02/03
ブラシの木というのは葉がブラシに見えるのではなく、花がブラシに見えるらしい。
ブラシノキの花 (大田区平和の森公園) 2023/05/09
ブラシノキの花の咲き始めには、太く長く伸びた雌蕊がはっきり判る。
ブラシノキの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27
ブラシノキは今のところ公園か庭先でしか見ない。しかし、花の時期は派手な赤とブラシ状の大きな花穂には誰でも気づくオーストラリアやニュージーランド原産の高木常緑樹である。
ブラシノキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/06
ブラシノキは英語でそのまま“bottlebrush”(瓶の刷毛)で、長く伸びているのは雄蕊である。和名としてはキンポウジュ(錦宝樹)やハナマキ(花巻)があり、明治期に移入されている。園芸品種が多数あり、日本で主に流通しているものはキンポウジュ系とシダレハナマキ系だが、これは枝垂れているようには見えない。
ブラシノキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21
長く太めなものがブラシノキの雌蕊だが、満開状態では判りにくい。
ブラシノキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21
ブラシノキの雄蕊は咲き終わりには次々と抜け落ちていき、雌蕊ばかりが残った状態になる。
Yellow Roof 's Museum