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Yellow Roof 's Museum
ミシシッピアカミミガメ (ミドリガメ) カメ目アカミミガメ属 Trachemys scripta
自然観察園のミシシッピアカミミガメ (大田区平和の森公園) 2022/06/27
蓮池はひょうたん池の南端にあり、半径10メートルほどの自然観察園の一部である。水生昆虫もいるらしいが、透明度は10センチも無さそうで何も見えない。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区帷子川) 2023/03/19
アカミミガメは甲羅が首に合わせた形で少し丸く捲れ上がっており甲羅も平たく、遠くて色や模様がはっきり見えなくてもある程度の区別はつく。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区こども自然公園) 2024/04/07
日光浴している亀は甲羅が平たく尻のほうがなだらかで、ミシシッピアカミミガメのようである。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区こども自然公園) 2024/04/07
ミシシッピアカミミガメは、2023年6月1日から条件付特定外来生物に指定されて、野外への放出、輸入、販売、購入、頒布等を許可なしに行うことが禁止されている。環境省によれば「『特定外来生物』とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます」とある。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区帷子川) 2024/04/29
卵生の爬虫類は一般に子育てはせず、亀も例外ではない。ミシシッピアカミミガメは珍しくもなく、オスメスが共にいるのも珍しくないけれども、この時には子亀が親亀を見つけて泳いでいくように見えた。
帷子川のミシシッピアカミミガメ親子 (横浜市旭区帷子川) 2024/04/29
大亀は泳ぎ寄ってきた小亀に向かって水に入ると近くの茂みに向かって泳ぎだし、小亀がそれを追っていき背中に這い上がろうとしている。ミシシッピアカミミガメの親子に見えるが、そういうことではない。亀は他の爬虫類と同様に骨の形成に必要なビタミンDを食物からは吸収できず、紫外線によるビタミンD生成に頼らざるを得ない。そのためには岩だろうが他の亀の上だろうがよじ登って太陽光を浴びようとする。甲羅干ししようとした場所が動けば追うこともある。
帷子川のミシシッピアカミミガメ(HANDYCAM) (横浜市旭区帷子川) 2024/05/04
目測30センチほどのミシシッピアカミミガメと擦れ違う野鯉は3尺はありそうに見える。今日はカメ探しする老人ではなく、ロードバイクでカワセミを追う若者を見かけた。軽装でカメラを持っている様子もなく、手すりにバイクごと身体を持たれかけてはカワセミが消えた茂みを覗き込んでいた。カワセミには定位置があり縄張りもあり、清来寺近くが折り返し地点の一つである。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区こども自然公園) 2025/04/05
大池に突き出た岩で甲羅干しする亀が7匹いる。遠目ではミシシッピアカミミガメ、イシガメやスッポンといった別種にも見える。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区こども自然公園) 2025/04/05
16メートルほど離れた岩を望遠で撮ると、甲羅干ししていたのは全てミシシッピアカミミガメで、別種同士に見せていたのは、甲羅の乾き具合や向きの違いによる光の反射率の差である。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区こども自然公園) 2025/04/05
近づかないと誤認する可能性がある。しかし、池の中の岩のように近づけない場所もある。実際、昨年の4月にも同じ岩で甲羅干しする集団を見て、自分はスッポンが混じっていると思い込んだ。その時はスマホのカメラだったが、今回はデジカメの60倍ズームである。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区帷子川) 2025/04/30
水かきがありながらもそれぞれが独立した5本の指と、鋭い爪の形状である。この発達した爪は、甲羅干しするために岩に引っ掛けて這い上がる時にも使うが、獲物をしっかりと捉え、時には引き裂いて食べるためにも使われる。
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