Yellow Roof 's Museum
ヤブラン キジカクシ目クサスギカズラ科 Liriope muscari
ヤブランの花 (大田区平和島公園) 2022/07/20
平和島公園にはヤブランとフイリヤブランが近場に生えている。
ヤブランの実と花 (大田区平和島公園) 2022/08/31
実を付けたヤブランはこれ以後しばらくの間は撮っていない。そもそも撮った時に実に気づかず、緑色のものは蕾だと思って花を見失った10月には興味まで失ってしまった。蕾や花は注意が向きやすいが、花が咲けば実ができるという見方はなかなか身に付かず、葉だけの時期にはすっかり区別がつかなくなる。
フイリヤブラン (大田区平和島公園) 2022/09/29
フイリヤブランの方は9月末までは実が付いていない。花が終わると写真を撮らなくなってしまったが、実は徐々に成長していくもので、植物によってすぐに熟した実が出来るものもあれば半年以上先になるものもある。
フイリヤブラン (大田区平和島公園) 2022/09/29
この時点では平和島公園で見掛けるこの種のものは全てヤブランだと思っていた。花の色が違っても実の生る時期が違ってもそれは変種か個体差ぐらいに捉えていた。実践が乏しいうちはそんなもので、仕事が出来るようになるまでは新人である。
ヤブラン (横浜市旭区南希の森緑地) 2023/01/08
撮った時にはこれが何かわからなかったが、写真の上方、真ん中あたりにわずかに黒い実が映っていた。
フイリヤブランの実 (大田区平和島公園) 2023/01/30
ヤブランの実はノシランの半分ほどの黒い小さな実で、歩いていると目に入らないかもしれない。
フイリヤブランの実 (大田区平和の森公園) 2023/02/15
平和の森公園でもやっとフイリヤブランを見つけた。これは黒い実が残っており、しかも斑入りだから区別できたことで、単に地面から突き出す長細い葉ならそこら中に生えている。ヤブランには比較的葉の細いコヤブランやもっと細いヒメヤブランといった近縁種があり、斑入りのものは栽培種である。ノシランも同じ科で葉だけでは区別がつかない。葉先が切れているのは剪定の跡で、傷んだ葉先を切り落としておくことで新しい葉の成長が促されるようだ。
ヤブランの花と実 (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2023/09/03
昨年の9月にはヤブランの実に気づかなかったし、地元の林の中に生えていることにも気づかなかった。
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