Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
【日付別索引】 【テーマ別索引】

***< [181] 2022/11/21◆[179] 2022/11/18 >***

2022/11/19


ナンテンの実 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
おそらくは園芸種のアカナンテンだと思うが、鶴ヶ峰駅から帷子川親水緑道への道端にある。通常のナンテンと比べると葉がかなり小さく、葉の縁も赤く染まっている。


ピラカンサ (横浜市旭区帷子川親水緑道)
行く手を塞ぐ枝葉や赤い実を植物と認識できても、障害物という認識の方が勝る。散歩途中なら何の植物か見て取りながら回避する余裕はあっても、ただの通行人やジョギングする人たちにとっては道を塞ぐ障害物である。


ピラカンサ (横浜市旭区帷子川親水緑道)
タチバナモドキはオレンジ色だというが、赤い実も見る角度や陽の当たり具合で橙色にも見える。これは葉の形などでカザンデマリと見当を付けることができるが、陽射しが強ければナンテンの実さえオレンジ色に透かし見える。そもそも大抵の赤い実は膨らんでいく過程で緑色、白、黄色、橙を経て赤く変化する。そして周囲の色彩との対比によってまったく違う色彩に見えたりもする。


ミズキの名札 (横浜市旭区帷子川親水緑道)


ミズキの名札 (横浜市旭区帷子川親水緑道)


ミズキ (横浜市旭区帷子川親水緑道)


ミズキ (横浜市旭区帷子川親水緑道)


アカシデ (横浜市旭区帷子川親水緑道)


帷子川カルガモ (横浜市旭区帷子川)
田畑や里山がなくなって減少して見えるのは植物量であり、生物種の減少ではない。地球の誕生以来、生物種は増減を繰り返しており、人の責任が問えるようになったのはつい最近のことである。江戸時代は緑が多かったが、外来種の流入が少なく生物種も少なかったそうで、最近見た大田区の調査では外来種と在来種の割合は同じ程度になっていた。外来種と在来種は善か悪かではなく単なる出自である。


トチノキ (鶴ヶ峰バスターミナル)


カクレミノの実 (鶴ヶ峰バスターミナル)


サザンカの花 (横浜市旭区鶴ヶ峰公園)


サザンカの花 (横浜市旭区鶴ヶ峰公園)


サザンカの花 (横浜市旭区鶴ヶ峰公園)


畠山重忠公碑クロガネモチ (横浜市旭区畠山重忠公碑)
このクロガネモチは碑が出来た以前からあったものなのか、それともその後に植えられたものか調べても何も出てこないが、隣の4階建てのマンションと同じぐらいの高さである。


畠山重忠公碑付近の帷子川 (横浜市旭区帷子川)
神奈川県全域・東京多摩地方の地域情報誌「タウンニュース」の2021年の記事に【帷子川 水質向上で生物増加】という記事があった。詳細は横浜市の【横浜の川と海の生物(第15報・河川編)】にある。


ピラカンサ (横浜市旭区帷子川)
自分が見てきたピラカンサの中ではこの木が最も黄橙色に近く、タチバナモドキかと思われる。帷子川の土手に生えていて手は届かないが、葉の形も細長い。


ピラカンサ (横浜市旭区帷子川)
手すりの向こうに生えており様々な蔓に絡まれているので判りにくいが、綿のような白毛が葉にびっしり付いていることも確認できる。


ピラカンサ (横浜市旭区帷子川)
葉の裏に白く細かな毛が密生しているのがタチバナモドキの特徴であり、他のピラカンサの葉はタチバナモドキではないか少なくとも雑種だろう。これまで確かめられる葉は確かめてきたが、見た目にはほとんど白毛は無かった。


ピラカンサ (横浜市旭区帷子川)


セイタカアワダチソウの綿穂 (横浜市旭区帷子川)
セイタカアワダチソウの泡立草の由来である綿穂はあまり見ない。すぐ飛ばされてしまうのだろうか。


セイタカアワダチソウの果実 (横浜市旭区帷子川)
綿毛だけ飛ばされたか、あるいはこれから綿毛が出てくるのかといった状態のものならばよく見かける。


ナンテンの実 (帷子川遊歩道)
帷子川沿いに日当たりのいいところを選んで歩くと、たわわに実ったナンテンをいくつも見つけた。


ナンテンの実 (帷子川遊歩道)


ビワの花と実 (帷子川遊歩道)


シロガネヨシ (帷子川遊歩道)


クコの実 (帷子川遊歩道)


ユキヤナギの花 (帷子川遊歩道)
返り咲きと言うべきだろうが、帷子川沿いの11月のユキヤナギに花を見つけた。


ユキヤナギの花 (帷子川遊歩道)
1本のユキヤナギの木に白い花が3箇所、5つだけ花が咲いている。他にもあるかと探してみたものの、ユキヤナギの花はこの1本だけだった。このユキヤナギは帷子川の土手に生えている。川沿いだからなのか葉が明らかに細長い。これならサツキと間違えることはない。


キバナコスモスの花 (帷子川遊歩道)


ハゼノキ (横浜市旭区帷子川)


ハゼノキ (横浜市旭区帷子川)


ハゼノキ (横浜市旭区帷子川)


キバナコスモスの花 (帷子川遊歩道)


帷子川上流のカルガモ (横浜市旭区帷子川)


カルガモ (横浜市旭区帷子川)
現在では川沿いが公園のように整備されてきているが、上流の方には昔と同じようなところも残っている。ただ以前カルガモを見た記憶はない。


帷子川上流域 (横浜市旭区帷子川)


帷子川上流域 (帷子川遊歩道)


帷子川上流域の歩道とカンザン (帷子川遊歩道)


帷子川上流のシジュウカラ (横浜市旭区帷子川)
帷子川上流のカンザン並木辺りにシジュウカラがたくさんいるが、人が近づくとすぐに逃げ出す。しばらく動かずに立ち止まっているとすぐに戻ってきて頭の上で囀り始める。


帷子川上流域 (横浜市旭区帷子川)


セイタカアワダチソウの花 (帷子川遊歩道)
セイタカアワダチソウは綿毛が泡立つ様子から付けられた名前だそうだが、花の方も泡立つようである。


帷子川ヒメガマ (横浜市旭区帷子川旧川)


矢畑・越し巻きの碑 (帷子川遊歩道)
矢畑・越し巻きの碑には「北条勢から射た矢がこの辺り一面無数に落下し、矢の畑のようになった」と記載されている。この先には小さな図書館(現在は鶴ヶ峰コミュニティハウス)と公園、プールがある。ここには中三の夏に受験勉強のために通っていたことがある。当時は雑草に埋もれた白ペンキ塗りの板か角材に黒い筆文字の碑で、左は畑で右は雑木林、正面は低い野山を背景に林の陰から3階建ての図書館が覗いていた。二俣川駅に「重忠最中」の売店があった頃のことで、重忠最中は長らく姿を消していたが、現在は白根にある別の和菓子屋が復活させている。


マルバアメリカアサガオの花 (鶴ヶ峰本町公園)
夏の間にアサガオは見ず、11月になってアサガオの写真を撮った。花はアサガオのようだが、葉の形は小学生の頃に育てたものとはまったく違う。アサガオは1600種以上あるらしい。例えばリュウキュウアサガオという種類は花期が長く、6月から11月辺りまで咲き、初めは青く後で赤くなってくるという。暑い国では年中咲いているのだろう。


マルバアメリカアサガオの花 (鶴ヶ峰本町公園)
葉がハート型で先があまり尖っておらず、なおかつ花柄が長いのがマルバアメリカアサガオの特徴である。アサガオ類は花よりも葉の特徴や花柄の長短、そして額の長さや特徴で判別する。


マルバアメリカアサガオの花 (鶴ヶ峰本町公園)


マルバアメリカアサガオの花 (鶴ヶ峰本町公園)


スイフヨウの花 (鶴ヶ峰本町公園)


サルビア・ガラニチカの花 (鶴ヶ峰本町公園)


フヨウカタバミの花 (鶴ヶ峰本町公園)


帷子川捷水路トンネル上の畠山重忠公碑 (横浜市旭区帷子川)
畠山重忠公碑の下に川を通すトンネルが出来たのは1988年で、それまで帷子川は離れたところを流れていた。大規模な河川工事は今も続いており、かつて自分が知っていた帷子川とは位置も様相も変わってきている。自分が今宿南町に移り住んできた頃は投棄された廃材が目立ち排水で泡立っていることもあり、しばしば台風で氾濫する暴れ川でもあった。母親が星川に住んでいた頃は夏には泳いたそうで、反物の水洗作業をする川でもあった。上星川には古くからの染物工場が今もあるが、現在は川の水は使っていない。


***< [181] 2022/11/21◆[179] 2022/11/18 >***

Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
【日付別索引】 【テーマ別索引】