Yellow Roof 's Museum
2022/11/27
湧水池 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
公園の入口にも周囲の住宅の庭にも外国産の珍しい植物が植えられている。ガーデニングは在来種も外来種も帰化植物も栽培種もお構いなしである。たぶんそうした状況下の中に作られている公園が現代都市の里山なのだろう。
湧水池の排水口 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
希望が丘水の森公園は帷子川の源流が湧き出す沼地はあっても、流れ出る川は見当たらない。湧出する水は一旦排水口に吸い込まれて地下へと潜る。
生物保護区域のアジサイとベンチ (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
希望が丘水の森公園の半分は保護区域で、写真左の湧水池を含む森林は一般人は立入禁止である。
マユミ (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
見つけ次第撮っているつもりでも、見逃しているもののほうが圧倒的に多い。
マユミ (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
マユミとツルウメモドキの実を見比べれば色合いの違いや実の付き方の違いが分かる。しかし、自分は12月の中旬になるまでこの違いにはまったく気づかずにどれもツルウメモドキだと思っていた。
ヒサカキ (横浜市旭区南希の森緑地)
南紀の森緑地前の歩道でヒサカキを見た時は虫の異常発生かと思って近づいた。
ヒサカキ (横浜市旭区南希の森緑地)
もっとも、この時はヒサカキの名は思い当たらず、粒々を実だとばかり思っていた。しかし、写真を見直してみるとどうやら蕾のようだ。
ニオイトサミズキの名札 (横浜市旭区南希の森緑地)
トサミズキは日本原産だが、ニオイトサミズキというのは中国からヒマラヤに自生する種で、シナミズキ(Corylopsis sinensis)ともいうようだ。
ニオイトサミズキ (横浜市旭区南希の森緑地)
ニオイトサミズキはトサミズキとは異なり垂直方向に育つのが自然樹形らしい。
キンシバイ (横浜市旭区南希の森緑地)
キンシバイの葉は対生して平行に付くのだが、実際に見かけるものは十字対生している園芸品種のヒペリクム・ヒドコート(タイリンキンシバイ)かヒペリクム・カリキヌムが多い。大輪の花で花期も長いそうである。
マンリョウ (横浜市旭区南希の森緑地)
マンリョウは関東近辺から西の方では自生もしているようだが、よく見かけるのは個人宅の庭先で、もちろん野生化するものもあるだろう。
シロヤマブキの実 (横浜市旭区南希の森緑地)
シロヤマブキの実は真っ黒なので、ヤマブキの実とは区別がつく。
シャガ (横浜市旭区南希の森緑地)
写真を撮った時にはヤブランやノシランかと思っていたが、実際には蕾や花を付けるまでは判別できないだろうと思う。
センリョウ (横浜市旭区南希の森緑地)
一度気づくとセンリョウもマンリョウも簡単に見つかるようになる。
コブシの蕾 (横浜市旭区南希の森緑地)
南希の森緑地には名札の付いたコブシがあり、出来かけの冬芽や緑色を帯びた冬芽が写っている。
帷子川源流 (横浜市旭区南希望ヶ丘)
帷子川の源流は道路や住宅の間に水路としてしばらく顔を見せては、また地下に消えていく。
帷子川源流 (横浜市旭区南希望ヶ丘)
見た目には川というよりドブだが、希望が丘水の森公園からの帷子川源流である。
Yellow Roof 's Museum