Yellow Roof 's Museum
マユミ (カンサイマユミ、オオバマユミ、エゾオオバマユミ) ニシキギ目ニシキギ科 Euonymus sieboldianus var. sieboldianus
マユミ (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/11/06
初めはマユミの実をツルウメモドキの実だと思っていた。しかし、まったく形が違っていた。今まで植物をいい加減に見てきた習慣はなかなか変更が効かない。
マユミ (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/11/06
赤い実が桃色の殻から割れて見える果実というものを自分は初めて見た。
マユミ (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/11/27
見つけ次第撮っているつもりでも、見逃しているもののほうが圧倒的に多い。
マユミ (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/11/27
マユミとツルウメモドキの実を見比べれば色合いの違いや実の付き方の違いが分かる。しかし、自分は12月の中旬になるまでこの違いにはまったく気づかずにどれもツルウメモドキだと思っていた。
マユミの実 (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2023/06/03
マユミの写真に写り込んだ昆虫にまたしても気づかなかった。これはキバラヘリカメムシのようである。マユミやニシキギ、ツルウメモドキなどの実や葉を好むらしい。
マユミの花 (横浜市泉区和泉川) 2024/05/05
マユミ(檀、真弓)は古来から弓の材料としたので真弓と書く。また、樹皮を縮緬状に加工した高級和紙を檀紙または真弓紙と言い、奈良時代には既に存在していたそうであるが、原料がマユミかコウゾか両方を混用したかどうかとには定説はない。
マユミの花 (横浜市泉区和泉川) 2024/05/05
マユミのように花弁が黄緑色~緑色のものは樹木に多く、葉の色に紛れる花を見過ごすこともある。最初に気づいたのは殻付きの梅干しのような真っ赤な果実である。しかし、この木は鈴なりの満開で、ちょうど目線の位置にある。
マユミの花 (横浜市泉区和泉川) 2024/05/05
マユミの果実が赤くなるのは、この辺りでは11月頃である。
マユミの実 (追分市民の森) 2024/11/16
マユミの実は、やはり先日ここで見たコマユミの実とはだいぶ様相が異なっており、枝の様相も違う。
マユミの実 (追分市民の森) 2024/11/16
コマユミもニシキギもマユミと同様に果皮が4つに裂けて実が出てくる。この実を鳥は食べるが、含まれている脂肪油は人に対しては毒である。マユミの新芽は湯がいて食べられていたそうだが、市販の野菜も食べすぎれば腹痛を起こすように、限度を超えれば植物毒としての副作用が出るもので、栄養補助食品の青汁などにも薬ほどではないにしろ用法や容量の注意書きが記されている。
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