Yellow Roof 's Museum
シロダモ (オオシマダモ) クスノキ目クスノキ科 Neolitsea sericea
シロダモの花芽 (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/08/14
シロダモ(白櫤)はクスノキ科で、クスノキの葉の識別のために他のクスノキ科との比較図を参考にしており、その時にシロダモの名も知った。
シロダモの花芽 (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/08/14
シロダモの葉の裏は比較的白さが目立つ。秋には赤い実を付けるらしい。
シロダモ (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/10/02
シロダモの少々上の方の枝に実か蕾か判らないものがついているが、時期的には蕾だろう。
シロダモ (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/10/02
シロダモには黄色い実を付けるキミノシロダモという種類があるらしい。
アセビとシロダモの蕾 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2022/10/02
長屋門公園でアセビの蕾を撮った写真の片隅にシロダモが偶然映っていた。
シロダモの蕾 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2022/10/02
どうやらシロダモの蕾で間違いはないらしい。花が咲くのはもう少し後のようだ。
シロダモの葉 (大田区平和の森公園) 2022/12/22
このシロダモには花も実も付いていない。花の終わった雄株かもしれないし、実が落ちた後の雌株かもしれない。
シロダモの葉 (大田区平和の森公園) 2022/12/23
幼木があるからには親木があるはずだが、ここではまだ見たことがない。
シロダモの葉 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2022/12/24
横浜の長屋門公園にはクスノキは見当たらず、代わりにシロダモがたくさん生えている。
シロダモのアオマツムシ (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2023/09/03
シロダモの蕾を撮ろうとして近づくと丸まった葉の中に2センチほどのアオマツムシの雌がいた。
シロダモの雄花 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2023/11/25
シロダモの雄花。シロダモは圧倒的に雄木が多く、雌花はなかなか見つからない。雌花と雄花の区別はぱっと見には分かりづらい。雄花には仮雌蕊、雌花には仮雄蕊がついており、それぞれの数も同じである。ただ、雌花の仮雄蕊は短いので一本の雌蕊が目立つ。雄花は6本の雄蕊が長く仮雌蕊が短い。総じて、雄花のほうがごちゃごちゃした印象になる。
シロダモの雌花 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2023/11/25
シロダモの雄花は密集して付く傾向があり、雌花の方はまばらに付く傾向がある。
シロダモの実 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2023/11/26
シロダモの実は昨年咲いた花が結実したものである。実からは油が採れるので蝋燭に用いた時代もあったようだ。大きな物で2センチほどの核果だが、果肉が薄く人の食用とはならない。
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