Yellow Roof 's Museum
2023/01/01
イチョウ (横浜市旭区今宿町)
枝打ち跡には細い新枝が次々に生えてくる。
ロウバイの花と蕾 (横浜市旭区今宿南町)
長い間、冬のイメージは枯木と枯葉だったが、現実には冬になり正月を越しても花や実を見かけない日はほとんどない。冬だから何も咲いていないだろうと思い込んで大して見てもいなかったらしい。
ロウバイの花と蕾 (横浜市旭区今宿南町)
ロウバイはクスノキ目ロウバイ科の栽培種で、西日本では葉が落ちてから花が咲くらしい。
スイカズラの実 (横浜市旭区今宿南町)
光沢のあるスイカズラの実の先には、花弁が付いていた跡が残っている。
火の見櫓のある風景 (横浜市旭区今宿南町)
この辺りには前世紀までは藁葺屋根が存在しており、茅を葺き変えているのを何度か見たこともある。もっとも、職人が少なくなって改築に近い費用が掛かるという話も聞いたことがあって、現在では茅葺屋根の家屋を新築することは建築基準法で禁止されている。瓦屋根にしてしまえばもう茅葺きに戻すことは出来ない。
火の見櫓のある風景 (横浜市旭区今宿南町)
少なくとも半世紀以上ここにある火の見櫓。
ヤマブキの芽 (横浜市旭区今宿南町)
ヤマブキはバラ科である。被子植物で種類が多い科から挙げていけば、キク科、イネ科、カヤツリグサ科、ラン科、バラ科、マメ科、キンポウゲ科、シソ科、ツツジ科、タデ科となる。
ユーカリ (横浜市旭区今宿南町)
ユーカリはフトモモ目フトモモ科ユーカリ属の総称である。自分が参照している被子植物データベースにはユーカリの名がつくものは22種類だけだが、ゴムノキやマホガニーなども含まれ、600種以上ある。最近では900種以上とする説もある。
ユーカリ (横浜市旭区今宿南町)
ユーカリは長い葉のものが最も一般的に知られているが、幼木の葉は丸いらしい。
ユーカリ (横浜市旭区今宿南町)
母親が近所で聞いた話によれば、「ズーラシアの人がトラックで葉を収集しに来る」そうである。コアラが食べるので切らないように頼まれているらしい。
白糸の滝の万葉碑 (横浜市旭区白根神社)
白糸の滝のほとりに「万葉集」巻二十に採録された防人の歌が石碑に刻まれている。「我が行の息衝くしかば足柄の峰延ほ雲と見とと偲ばね/服部於由」
白糸の滝の万葉碑 (横浜市旭区白根神社)
服部於由は都筑郡(現在の旭区を含む)の人で、この防人の歌は「私の旅が長いためにため息がでるように恋しく思う時は、足柄山の峰にかかる雲を見て心を和らげなさい。恋しく思うことは分かるが、あまり心配して身をこわすより心を慰めながら無事に私の帰るのを待ちなさい。」と解釈されている。
白糸の滝 (横浜市旭区白根神社)
白糸の滝は自然の滝としては横浜市最大で幅9.1m、落差5.5mだったが、1991年の護岸工事で幅7m、落差3.2mに改修された。
白糸の滝 (横浜市旭区白根神社)
中学生時分から白糸の滝の位置は変わらず、自然の滝のようには初めから見えなかった。当時ここに足を運んだのは緑色の花弁の桜があると聞いたからで、友達数人と行って緑色というよりは黄緑色に近い花を見つけた。今もあるかどうかは知らない。
白根神社 (横浜市旭区白根神社)
地元の人ばかりの参拝の列に30分ほど並びながら神社のすぐ近くまで宅地が迫っているのを眺めていた。
白根神社 (横浜市旭区白根神社)
元々は源義家の名により1063年に社殿を造立したのが白根神社(白根不動)の起源である。
中堀川 (横浜市旭区白根神社)
白根不動に流れているのは帷子川の支流の中堀川である。
白瀧龍神 (横浜市旭区白根神社)
白根不動には龍が祀られている。
白瀧龍神付近の湧き水 (横浜市旭区白根神社)
横浜市の
【白根不動の龍】の民話によれば、龍が清水の中のジュンサイを食べに来ていたそうである。
蛇塚 (横浜市旭区白根神社)
明治始め頃、二俣川の大池(こども自然公園)に大蛇が棲んでおり、その死後に祀ったものという。碑には「妙法蛇之塚」とある。傍らには「白根福寿白蛇弁財宮」と赤に白抜きの真新しい幟もある。
ワイヤープランツ (鶴ヶ峰バスターミナル)
ワイヤープランツはミューレンベッキア(Muehlenbeckia axillaris or Muehlenbeckia complexa)の園芸品種の総称で、タデ科の蔓性植物である。鶴ヶ峰バスターミナル下の斜面に植栽されている。
ワイヤープランツの花 (鶴ヶ峰バスターミナル)
ワイヤープランツは園芸の装飾用として鉢植えやバスケットに垂れ下がっていたり、芝生代わりに植えられているのも見かける。
ヤブミョウガの実 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
ヤブミョウガが茎から折れていた。
ヒイラギナンテンの花 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
この公園にはヒイラギナンテンはたくさん生えているが、花が咲いていたのはこの株だけのようだ。
ヒイラギナンテンの花 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
このヒイラギナンテンはかなり早咲きである。
ヒイラギナンテンの花 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
この日は初めて見た花の2つ目はヒイラギナンテンの花で、これは開花間もないものだ。
オニヤブソテツ (横浜市旭区帷子川親水緑道)
光沢があり濃緑色で肉厚な葉はオニヤブソテツだと思っているのだが、近縁が5種ほどある。
クロマツの松ぼっくり (横浜市旭区帷子川親水緑道)
スイセンの花 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
スイセンはキジカクシ目ヒガンバナ科で、今年は本当によく見掛ける。これほどよく見たのは小学生の時に球根を育てて以来である。
帷子川親水緑道 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
帷子川捷水路トンネル完成の翌年、1989年に帷子川親水緑道は開園している。
帷子川親水緑道のカルガモ (横浜市旭区帷子川親水緑道)
大田区ではオナガガモも見るが、ここではカルガモやマガモばかりである。
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