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Yellow Roof 's Museum
イチョウ *栽 イチョウ目イチョウ科 Ginkgo biloba
イチョウ (大田区平和島公園) 2022/10/03
銀杏の果実が落ちていることに気づいて写真を撮ったのだが、実らしきものが映らない。高いところにあるか、自分の目が悪いかどちらかだろう。
イチョウの果実 (大田区平和の森公園) 2022/10/07
イチョウの果実には気づいてもイチョウの花に気づいたことはない。街路や公園では背の高さまでの枝は剪定されているため立ち止まって探してみないことには花や実を見ることはできない。地面に落ちた実や花弁に気づいても低い枝には何も見つけられないこともあるということだろう。
イチョウ (横浜市旭区中沢町) 2023/04/01
横浜市によれば「今までの「街路樹管理事業」予算の中では、複数年に一度(市域全体を平均すると5年に1度程度)しか、高木のせん定を行う事ができない状況でした。このため、強いせん定をせざるを得ない事が多く、その結果、見苦しい樹形と景観になるだけでなく、太く育った枝を切るため樹木が傷ついて弱ってしまうことがありました。」
イチョウ (横浜市旭区今宿町) 2023/04/01
写真のイチョウは「乳」と呼ばれる茎の変形したものがいくつも垂れ下がっている。昔は気根と言われ老木に出来ると考えられていたが、実際は若木どころか苗木にも見られ、ほぼ雄木にしか見られないそうだ。この辺りは開発から半世紀程度で移植された街路樹もそれより多少古い程度のはずで、銀杏が落ちているのを見たことがないので雄木ばかりなのかもしれない。
イチョウの切株 (横浜市旭区中沢町) 2023/04/08
びっしりとキヅタが絡んでいた交差点のイチョウは切株だけになっており、伐採する前から張り出されたと思われるお知らせが残されていた。その先にはもう1本の切株があり、造園業者のトラックと作業員が見えた。「この樹は、歩行者への交通の支障となるため伐採を予定しております。/※ご意見ご質問等ございましたら下記までご連絡ください/連絡先:横浜市 旭土木事務所」
イチョウの切株 (横浜市旭区今宿町) 2023/04/16
イチョウの切株から新芽が生えていた。根が生きているようだ。イチョウはジュラ紀から存在している植物で、ダーウィンは生きた化石と記述している。
イチョウ並木 (横浜市旭区今宿南町) 2023/05/21
つい先月初めに剪定されていたイチョウは樹冠まで青葉で覆われている。
イチョウの若い果実 (横浜市旭区中沢町) 2023/07/02
ようやくイチョウの果実に気づいて写真に撮ることができた。250メートルのイチョウ並木の片側を見上げて歩てみたが、実があるのは2本で10本に1本もない。ほとんど雄木のようである。
イチョウの果実 (横浜市旭区今宿町) 2023/09/16
イチョウの果肉にはウルシオールと似たような成分が多く含まれているそうで、イチョウの樹皮に触るだけでかぶれる体質の人もいるという。
イチョウの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/24
このイチョウの樹高は8メートル以上あるだろう。幹がさほど太くなく若い木だが、「創造のもり」は2000年開園なので、その時に植樹されたとすれば、25年は経っていることになる。ただ、イチョウはこの公園にも隣の公園にも見当たらない。一般人が立ち入れないエリアに、雄のイチョウがあるということだろうか。
イチョウの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/24
イチョウの果実には侵食されたような跡がない。果実が熟したとしても、木に登って捕食するのは、このあたりではハクビシンぐらいなものだろう。自分は見かけたことはないが、職場近くで写真に撮った人がいる。落ちた果実なら、ネズミが殻を齧り取って種子(銀杏)を食べるらしい。
イチョウの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/24
熟しきってはいないが、イチョウの果実からは特有の臭気が漂ってくる。これは3億年という時を越えて生き残ってきたイチョウの防衛機構の一つである。人はこの種子を食べるが、主成分はMNPやアミグダリンといった神経系に作用する毒である。しかし、加熱すれば栄養分となるアミノ酸が発現し、あのほろ苦さとなる。
カラタチ、ヒイラギ、イロハモミジ、イチョウ (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/29
カラタチは農地や人家のように人が管理する土地で連綿と生き残ってきた。しかし、零れ種で野生化はしても、日本の植生の中では競争力が低く、自生には至らないようである。ただ、現在でも台木として利用している農家もあり、野生動物を防ぐために栽培している農家もある。枝を巻き付けて果樹を守るそうである。
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